試食

ホカホカ濃厚な本格スープを巨大石窯パンにみっちり詰めたファーストキッチン「スープパン」5種を食べてみた


香ばしい石窯パンをくりぬいた器にホカホカの本格スープを詰めた、来る冬本番にぴったりの「ビーフシチュー」「オマール海老のビスク」「豆乳クラムチャウダー」「北海道コーンポタージュ」のスープパン4種がファーストキッチンから登場しました。さらにウェンディーズとコラボしている「ファーストキッチン・ウェンディーズ」の店舗では「ウェンディーズチリ」もあわせて登場しているとのこと。もっちりした石窯パンの食感と本格スープの味わい、さらに石窯パンにスープがしみこんだマリアージュのあわせて3つの味が楽しめるというスープパン5種を早速食べに行ってきました。

スープパン・スープ | ファーストキッチン
http://www.first-kitchen.co.jp/menu/?menucat=5&lg=jp

ファーストキッチン・ウェンディーズに到着。


店の外にはスープパンの看板が掲げられています。


「ビーフシチュー」「オマール海老のビスク」「豆乳クラムチャウダー」「北海道コーンポタージュ」「ウェンディーズチリ」を注文すると、ほんの5分ほどで提供されました。5つが並ぶと2人掛けのテーブル席はいっぱいになり、想像以上のボリュームに圧倒されます。


器となる石窯パンはiPhone 6とほぼ同じ大きさ。「コンビニで売っているシュークリーム程度の大きさだろう」という考えで臨むと後悔しそうです。


スープパンの「ふた」の部分にあたるパンはてっきり外側の皮だと思っていたのですが、これもパンをくりぬいた部分がそのまま使われているらしく相当なボリュームがあります。こちらもiPhone 6と比較すると大きさがよくわかります。


付いてくるパンはこのように割ってスープに浸すのですが、もっちり感の強いパンのため、きれいに割るのは少々難しいと感じました。


「ビーフシチュー」(税込680円)は、スープというよりはシチューをそのままパンに入れたという雰囲気。濃い色のシチューがぎっしりと詰まっています。


中にはゴロッとした肉の塊が入っていました。食べてみると口の中でホロホロと崩れるまで煮込んであり、肉のうま味が口の中に広がります。シチューのルーは甘みも感じられる濃厚な味付けですが、パンを浸して食べるとちょうどよい味付けになっています。


パンを割って浸してみると、スポンジ部分にシチューが吸収されて味が一気に染み渡ります。直接シチューを食べた時と比べると味が抑えめになり、どんどんパンを食べる手が進みます。付いてきたパンはそこそこの量がありますが浸して食べるとすぐに無くなるため、最後はスプーンですくって食べることになります。


次に「オマール海老のビスク」(税込520円)です。スープパンに顔を近づけただけで、ハッキリと海老の匂いが香ります。


スプーンですくうとドロッとしたとろみのあるスープになっています。ビスクは具材をすりつぶしてスープにするため海老そのものの姿は見えませんが、これは具材の味を最大限引き出すための調理法。スープを口に含むと普通に海老を食べている以上に濃厚な海老の味が感じられます。塩味も濃い目で、一緒にパンがどんどん食べたくなる味です。


次に「豆乳クラムチャウダー」(税込520円)。


見ての通り具材がこれでもかとふんだんに使われています。豆乳を使っているためかミルクの風味は抑えめで、具材の味が前面に押し出されていました。アサリを食べると海鮮の風味が口の中いっぱいに広がり、幸福感でいっぱいになります。


「北海道産コーンポタージュ」(税込470円)は、誰しもが食べたことのあるコーンポタージュをパンの中に詰めた一品。


具材の種類や量は他のスープパンと比べると少なめですが、コーンを食べるとプチプチという食感が楽しめます。甘みの強いポタージュはこれからの寒い季節にぴったりで、食べているとなんだか無性に懐かしくなってくる味です。


最後に「ウェンディーズチリ」(税込460円)。ウェンディーズの人気メニューである「ウェンディーズチリ」をパンに流し込んでいて、これはウェンディーズとの提携店舗であるファーストキッチン・ウェンディーズ店舗でのみ提供されています。


チリはひき肉たっぷりで、辛さは控えめなものの香辛料が非常によく効いています。その中で赤インゲン豆のほのかな甘みが味をまろやかに仕立てていて、スープ単体でも非常に美味。


普通のスープであれば、このように器の中が空になってしまえば終わりですが……


この「スープパン」スタイルならば、スープがしみこんだ器そのものを食べるという楽しみも残っています。先ほどスープに浸して食べた時と違って、今度はパン本体がスープの水分でしんなりしています。そのため生地がよりモチモチ感を増しており、最後に新たな食感が楽しめます。


スープの味がパンにしっかりと染み渡っているため、これだけでもどんどん食べられます。


断面を見ると、器になっていたパンの内部までしっかりとスープがしみこんでいるのがわかりました。


器に残ったスープもパンと一緒に最後まで食べきることができるので、文字通り「余すところなく食べきった」というお得感があります。


食べた後にはパンの表面についた小麦粉で手が粉まみれになるので、食べたままの手でいろいろな所を触らないように注意が必要です。


今回は一度にすべてのメニューを制覇したのですが、1個ずつがかなりボリューミーなので、普通に昼食として食べるのであれば1個でも十分という人も多いはず。3つの異なる食べ方でそれぞれ食感も違うため、意外と飽きずに食べきることができそうです。なお、「ウェンディーズチリ」のみファーストキッチン・ウェンディーズの店舗でしか販売していない点には注意が必要です。

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in 試食, Posted by log1h_ik

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