マニアが作った新作ソニック「ソニックマニア」の隠し要素が面白い
23年ぶりに登場したメガドライブ時代の2Dクラシックソニックの最新作が「ソニックマニア」です。ゲームは1990年代さながらのドット絵で作られているのですが、ゲームの見た目だけでなく、隠し要素にも昔のゲームっぽい遊び心を持っています。
Sonic Mania has a Debug Mode - Nintendo Everything
http://nintendoeverything.com/sonic-mania-has-a-debug-mode/
Sonic Mania・Has Some Cool Secrets And Cheats
http://kotaku.com/sonic-mania-has-some-cool-secrets-and-cheats-1797910013
ソニックマニアのストーリーモードで画面右端にある「NO SAVE」を選択すると、△ボタンでシークレットを表示できます。
GIGAZINE編集部のデータの場合、以下のように???しか表示されないのですが……
ボーナスステージで一定数のメダルを集めると、このシークレット画面からデバッグモードをオンオフにしたり、ソニックの能力を過去シリーズのものに限定してプレイしたり、選択したキャラクターに加えてNPCのナックルズが追加される「&ナックルズ」モードをオンオフしたりが可能になります。
このシークレットモードのデバッグモードでどんなことができるのかは以下のムービーを見ればよく分かります。基本的に昔のメガドライブ版であったエディットモードの裏技みたいな感じです。
SONIC MANIA DEBUG MODE GAMEPLAY - YouTube
ボーナスステージで一定数のメダルを集めていると、シークレット画面が以下のような表示に変化します。
「SONIC ABILITY」では過去作のソニックと同じ能力しか使えない、といった縛りプレイを行えます。
デバッグモードをオンにしてプレイすると、スタートは通常時とまったく一緒なのですが……
ソニックが急にリングに変身しました。
いつでもソニックに戻れるようです。
チェックポイント
ゴール看板
初代のZONE1「GREEN HILL」のACT1に登場するボスがふりまわしてくる球体など、さまざまなアイテムやギミックを選択可能
さらに無尽蔵にステージ上に配置することもできます。
敵モンスターも配置可能。
球体の上にモトラを落としてスコアを荒稼ぎすることもできます。
大量発生するビートン
ゴールの看板を設置して……
これをくぐれば……
まさかのステージクリア。スタート地点から数歩の位置ですがゴール看板をくぐればゴールはゴールのようです。
さらにデバッグモードでやりたい放題しまくりのムービーが以下のもの。アイテムを配置しまくったりボーナスステージに突入したりしています。
Sonic Mania - DEBUG MODE - How To Change Or DESTROY The Zones! (Cheat Guide) - YouTube
さらに、デバッグモードと「&ナックルズ」モードをオンにして、ナックルズ×2でストーリーモードに挑戦するムービーも公開されています。
Sonic Mania - PS4 - Knuckles & Knuckles + Debug Mode Shenanigans - YouTube
ケミカルプラントゾーンのACT2のボス戦ではまさかの「ぷよぷよ」がプレイできるのですが、これはボーナスステージで入手可能なメダルを集めることで、「その他」の「Mean Bean」からいつでもプレイできるようになります。これは、北米版ぷよぷよこと「Dr. Robotnik's Mean Bean Machine(Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン)」に、ソニックの悪役であるDr.エッグマンが登場するというところからきているコラボレーションと思われます。
実際にソニックマニアでぷよぷよをプレイする、という何も知らない人からすれば「?」なゲームプレイの様子は以下から見ることができます。
Sonic Mania extra mode: Mean Bean Mode - YouTube
プレイ画面はいたって普通のぷよぷよです。
アイテムを集めるとアンロックされるぷよぷよにデバッグモードなど、昔のゲームっぽい隠し要素がてんこ盛りな点もマニアが作ったソニックならではと言えそうです。
・関連記事
23年ぶりに登場したマニアが作った渾身の2Dクラシックソニック「ソニックマニア」プレイレビュー - GIGAZINE
無料でセガのレトロゲーがてんこ盛りな「Sega Forever」がiOS・Androidに登場 - GIGAZINE
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」の海賊版を開発者・中裕司さんにプレゼントすることになった話 - GIGAZINE
一人称視点でソニック・ザ・ヘッジホッグを見るとこんな感じで危険極まりない - GIGAZINE
メガドライブやゲームギアなど、セガの懐かしいゲーム機が登場する1990年代中盤のゲーム開発現場を収めたムービー - GIGAZINE
なぜセガは任天堂をブラジルのゲーム機市場で圧倒できたのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ