一人称視点でソニック・ザ・ヘッジホッグを見るとこんな感じで危険極まりない
マリオに対抗するアクションゲームとしてかつてセガが送り出したハイスピードアクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を一人称視点で見るとどのように見えるか?というシミュレーションを行ったムービーがYouTubeで公開されています。マリオと違って危険な仕掛けがてんこ盛りなのでかなり壮絶です。
まずはもともとのソニックのステージ1「Green Hill Zone」から。ものすごい速度でクリアしているのですが、大体合ってます。
Sonic the Hedgehog - Green Hill Zone Speedrun | LPM - YouTube
で、上記プレイが一人称視点になると以下のようになり、とんでもないことに。
First Person Sonic the Hedgehog! - YouTube
ゲームスタート
ぐいーんと3Dのステージに降臨
右下には2D版の様子がうっすら表示されているので、本当は何が起きているのかが客観的に把握可能
突如として橋の下から敵のアタック、タイミングをミスれば一巻の終わり
目の前に敵がいるのでジャンプして避けると……
着地したところにも敵が!さらにジャンプして回避!
回避した途端に追撃するかのように再び真下から敵のアタック!
ジャンプ台に飛び乗ってびよーんと大ジャンプしていい気になっていると……
着地した途端に唐突に地面が崩れて転落
転落した途端に目の前に針の山、しかも脱出に使えそうなジャンプ台はそのド真ん中、少しでもずれればダメージを食らうという鬼畜仕様。プレイヤーを文字通り千尋の谷に突き落とすがごとき所行を平然と最初の面から容赦なく実行するのが当時のセガです。
リングの山に突撃、チャリンチャリーン♪
とか言っているとついに敵と激突、あべし!
四方八方に一気に飛び散るリング、1枚でも持っていれば死なないのであわてて追いかけて回収
間髪入れずこちらを狙い撃ちしてくる敵、1面から容赦ない展開の連続、これがソニック
エッグマンの看板が見えてきたのでようやくゴール
ゴールした途端にスペシャルステージへ続く巨大リング出現
逃さずアターック!
というわけで、最初から最後までまったく落ち着くヒマのないアクションだというのが実感できます。
かつてソニックをプレイするためだけにメガドライブを購入し、そこからメガCD、スーパー32Xというようにどんどん連結した強者であれば「ソニックの1面なんてまだまだぬるいよ!本番はここから先だろ!」というのに同意できるはず。
「こんなに罠だらけだったらスピード出して爽快感を味わいながらプレイするとかムリだろ!」と思いがちですが、下記のソニック2のステージ2「Chemical Plant」のムービーを見れば、クリアしようと思えばすさまじい速度でクリアできることが分かります。以下のはスーパープレイでも何でも無く、誰でも最終的にはこれぐらいできるようになってしまうのです。
Sonic 2 - Chemical Plant 2 speed run (0:39) - YouTube
・オマケ1
アカペラでステージ1のBGMを歌ってます、とてもナイス。
Sonic - Green Hill Zone Acapella - YouTube
・オマケ2
一人称視点のボンバーマンもかなり壮絶。
First Person Bomberman - YouTube
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