PS4とXbox Oneを1台に統合したギークのためのゲーム機「Xstation」

過去に「Xbox One S」をノートPC化して持ち運び可能にしたギークマシン「XBOX ONE S Laptop」やPS4とXbox Oneが一体化したノートPC型ゲーム機「PLAYBOX」などを製作してきたEdward Zarickさんが、「ディスプレイ付の『PLAYBOX』は大きすぎるので、ディスプレイなしのコンソールを作って欲しい」という声に応えて、「Xstation」なるゲーム機を製作しました。Xbox OneとPS4のゲーム機を1つのハウジングに統合し、ボタン1つでゲーム機の切り替えが可能となっています。

XSTATION – The XBOX ONE / PS4 Combo Console |
http://www.edsjunk.net/wordpress/xstation-the-xbox-one-ps4-combo-console/

これがXbox OneとPS4という2つのゲームコンソールを1つのハウジングに統合した「Xstation」

本体前面には左右に2つのディスクスロットがあります。

背面には電源ポートとHDMIポート。

具体的なサイズはウェブサイトに記載されていませんでしたが、第一世代のXbox Oneとほぼ同じ大きさとのこと。2つのゲーム機を統合していますが、「Xbox One Sよりも大きくなりすぎないように」という点に気をつかったそうです。

なお、各ゲームはそれぞれのコントローラーでプレイします。

実際にXbox Oneを起動している様子は以下のムービーから見ることができます。

Xstation - The XBOX ONE / PS4 Combo Console! - YouTube

画像に写っている男性がEdward Zarickさん。

Zarickさんは過去にPS4とXbox Oneが一体化したノートPC型ゲーム機「PLAYBOX」を作った人物です。PLAYBOXを作った際に、「持ち運ぶには大きすぎる」という声があり、「PS4とXbox Oneを使ってディスプレイなしのコンソールを作ったら？」という意見を聞いたことから、今回Xstationの製作に至ったそうです。

ということで、実際にXstationを起動してみます。

コンセントとつなぐと……

ディスクスロットの下にあるLEDライトが点灯しました。XstationにはArduinoが搭載されており、LEDライトの制御を行っています。

そして最終的にXbox Oneが起動していることを示す緑色のLEDライトが点灯。

本体前面、真ん中にあるボタンをプッシュ。

すると今度はPS4が起動していることを示す青色のLEDライトが点灯しました。ボタン1つで2つのゲーム機の切り替えができるわけです。なお、一度に起動できるゲーム機は1つだけとのこと。

本体前面のボタンの配列を見るとこんな感じ。左からPS4のディスクイジェクトボタン、PS4の電源ボタン、切替ボタン、Xbox Oneの電源ボタン、Xbox Oneのディスクイジェクトボタンが並んでいます。

緑色のLEDが点灯して数秒後に、Xstationの後ろにあるディスプレイにXbox Oneのロゴが表示されました。

Xbox Oneのゲームのディスクを挿入してみます。

ゲームがちゃんと読み込まれ、画面の操作が可能に。なお、操作は各ゲーム機のコントローラーで行います。

今度はPS4に切り替え……

ディスクを挿入。

こっちもちゃんとゲームが読み込まれました。