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建築家ザハ・ハディド氏の作品群が「Google Arts & Culture」で鑑賞可能に


「新国立競技場」のデザイン案を当初任されたことなどで知られる建築家であり2016年3月31日に亡くなったザハ・ハディド氏が手がけてきた数々の作品群が、「Google Arts & Culture」で見られるようになっています。

Zaha Hadid at Serpentine Galleries - Google Arts & Culture
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/project/zaha-hadid-at-the-serpentine


これはロンドンにあるサーペンタイン・ギャラリーとの共同企画。ザハ・ハディド氏はバグダッドで1950年に生まれ、英国建築協会付属建築学校に通うため1972年にロンドンへ。1979年に自らの建築事務所であるザハ・ハディド・アーキテクツを設立しました。2012年には、サーペンタイン・ギャラリーの新スペース「サーペンタイン・サックラー・ギャラリー」のデザインを担当しています。

Zaha Hadid - Google Arts & Culture
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/exhibit/5gJyPkgneqK3KQ


以下のページでは、ハディド氏らしい曲線を感じさせるスケッチを描いためったに見られない個人的なノートの内容や、カリグラフィ図面などが見られます。

Zaha Hadid: Early Paintings and Drawings - Google Arts & Culture
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/exhibit/zwKyo3d3KMjuLQ


また、レスター・スクウェアの再設計デザインについては一枚絵ではなく、360度ムービーで見ることができます。

(1) Zaha Hadid Virtual Reality Experience: Leicester Square - YouTube


新国立競技場のデザイン案では、一度はザハ氏の案がコンペで選ばれましたが、後からコストをはじめとするいろいろな問題を指摘されて、最終的には白紙に戻されることとなりましたが、卓越したデザイナーであったのは間違いないところです。

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in ネットサービス,   デザイン, Posted by logc_nt

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