レビュー

シンプル操作で使いやすくなって手ぶれ防止機能も搭載したGoProのフラッグシップ機「HERO5 Black」を使ってみた


GoProから2年ぶりとなるフラッグシップ機「GoPro HERO5 Black」が2016年9月に発表されました。今回のモデルからは前面にあったボタンが廃止され、操作系統がシンプルになって使いやすさが向上しており、さらには映像の揺れを軽減する「映像安定化機能」が投入されていたり、音声による操作などが可能になっていたりと、まさにフラッグシップにふさわしい機能満載な新型GoProを実際に触ってみました。

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https://jp.gopro.com/

編集部に届いたGoPro HERO5 Black。従来のモデルと比べると、レンズの周囲が四角い形状になっており、本体カラーも濃いグレーに変更されています。


本体側面・レンズ側を見ると、本体とレンズカバーが一体化していることがわかります。


反対側の側面には、電源・モード切り替えボタン。


背面には液晶ディスプレイを搭載。


HERO5世代になって大きく変更されたのが、ボタンの数です。従来は3つあったボタンのうち、前面にあったボタンを廃し、サイドに移動させています。これにより、操作がシンプルになって使い勝手が向上。録画/撮影ボタンは従来どおり天面に配置されています。


本体の底面にはカバーがあり、中にバッテリーとmicroSDカードを内蔵するようになっています。フタ部分にはゴム製のパッキンが装着され、水やホコリの侵入を防いでいます。


レンズの横のカバーを開けると、HDMI出力端子とUSB Type-C端子があります。この部分にもゴムパッキンを装着して防水性を確保しています。


本体前面の液晶ディスプレイは前モデルまでのデザインを踏襲。しかし、レイアウトが変更になって視認性がアップしている模様。


ケースに収めるとこんな感じ。GoPro HERO5 Blackは本体が防水/防塵性を備えているため、従来の透明なケースは必要なくなっています。


液晶ディスプレイもむき出しの状態でケースに収まります。


本体の様子と、新しくなったタッチ式UIを操作している様子は以下のムービーで見ることができます。

GoPro HERO5 Black本体とUIをレビュー - YouTube


GoPro HERO4 Black(左)と並べてみると、HERO5 Blackは一回りサイズが拡大されています。そのため、従来のケースなどを流用することはできませんが、アクセサリーのジョイント部は共通となっています。


本体の厚みもこのようにアップしています。


ということで、さっそく新旧モデルを装着した特製マウントを持って撮影に出かけてきました。とはいえ、GoProならではの映像はHERO5 Blackにもそのまま受け継がれていることがわかっているので、今回はHERO5 Blackで搭載された「映像安定化機能」、いわゆる「手ぶれ防止機能」の効果を中心にレビューしてみました。


2台の新旧GoProを使って、撮れる映像の違いをまとめたムービーがコレ。もはやGoProの基本的な映像について語る必要はほとんどないと思われますが、もっとも注目すべき点は映像安定化機能といえそう。仕組みとしてはカメラ本体の揺れにあわせて映像の一部を切り出すことで安定した映像を可能にしているわけなのですが、やはり激しいアクションの様子を収めるために使われるGoProにこの機能がプラスされたのは非常に大きなメリットです。ジョギングやスキー、サイクリングなど、激しい動きを伴うスポーツであっても、かなり見やすい映像を残せそうな予感が漂う仕上がりとでした。

「GoPro HERO5 Black」の映像安定化機能の効果を検証してみた - YouTube


GoPro HERO5 Blackは税込価格4万7000円でGoProのオンラインストアなどで販売中。Amazonでも税込価格5万760円で販売されています。

Amazon.co.jp: 【国内正規品】 GoPro ウェアラブルカメラ HERO5 Black: カメラ

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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