映画「マッドマックス」シリーズ最新作がプリプロダクションへ突入、今度の主人公は坊主頭のあの人か
2015年6月20日に公開されるやいなやカルト的人気を得て通常の映画では考えられない超ロングラン上映が行われた映画「マッドマックス 怒りのデスロード」は、以前から新作のうわさがたえなかったのですが、ついにオーストラリアでプリプロダクションが開始されたと報じられています。
Hold on — Mad Max is coming back
http://www.heraldsun.com.au/news/mad-max-prequel-coming-to-australia-page-13/news-story/f429aee32458125286de781ea6f40a31
Mad Max Fury Road Prequel Could Start Production This Year--Report - GameSpot
http://www.gamespot.com/articles/mad-max-fury-road-prequel-could-start-production-t/1100-6443696/
オーストラリア・メルボルンの新聞社・ヘラルドサンが報じたところによれば、「マッドマックス 怒りのデスロード」の前日譚となる作品のプリプロダクションが開始されたとのこと。本格的な撮影はジョージ・ミラー監督が希望したBroken Hillスタジオで実施予定で、早ければ2016年後半にも開始されるそうです。
また、「マッドマックス 怒りのデスロード」の前日譚となる新作は、シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサを中心に描かれるようです。
マッドマックス最新作については、ミラー監督が「マッドマックスをテーマにした2本の新作を手がけている」とイギリスの自動車番組・トップギア出演時に明かしていました。ただし、ミラー監督は「怒りのデスロードは、過去10年間で3回青信号が出ました(撮影が開始された)が全て頓挫したという経緯があります。2001年にはメル・ギブソンと撮影を開始したものの9.11の同時多発テロ事件により、対豪ドルでのドルが30%近くも暴落してしまい、予算がなくなってしまった。その後は、オーストリアの砂漠で撮影を予定していましたが、15年ぶりの記録的な豪雨で撮影中止となり、ロケ地をアフリカのナミビアに変更する必要があった」とトップギアで話しており、マッドマックスの撮影には多大なる時間がかかることを示唆していました。
プリプロダクションが始まった新作はフュリオサにスポットを当てているとのことで、ここに前作の主人公のマックスが絡んでくるのかどうか非常に気になるところ。世界中にいるウォーボーイズのためにも、今回は何ごともなく撮影が順調に行われることを祈るばかりです。
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