NHKが歴代「バットマン」シリーズを一挙放送

NHK広報局によると、BSプレミアムで6月に映画「バットマン」シリーズの一挙放送が行われるとのこと。

放送日は6月19日から6月28日にかけての6日間で、1989年公開の「バットマン(Batman)」から2008年公開の「ダークナイト(The Dark Knight)」までをまとめて見られるチャンスとなります。

詳細は以下から。
Twitter / @NHK広報局（NHKについてユルく案内）: 今月、BSプレミアムで、バットマンを一挙放送します！

NHK広報局のツイートによると、BSプレミアムにて映画「バットマン」シリーズが一挙放送されるとのこと。

6月19日に「バットマン」(1989年)を放送するのをはじめとして、6月20日に「バットマン・リターンズ」(1992年)、6月21日に「バットマン・フォーエヴァー」(1995年)、6月22日に「バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997年)、6月27日に「バットマン ビギンズ」(2005年)、6月28日に「ダークナイト」(2008年)と、6作品が放送されます。

「バットマン」「バットマン・リターンズ」はブルース・ウェイン(バットマン)役をマイケル・キートンが演じており、監督は近年ジョニー・デップとコンビを組んだ作品の多いティム・バートン。この2作品は直接のシリーズ作品となっています。

「バットマン・フォーエヴァー」ではティム・バートン監督が降板して新たにジョエル・シュマッカーが起用され、バットマン役もヴァル・キルマーが演じることになります。

その次の「バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲」はスタッフなどはほとんど「フォーエヴァー」のメンバーによるもので続編のような存在ですが、バットマン役はジョージ・クルーニーへと変更されます。Mr.フリーズ役でアーノルド・シュワルツェネッガーが久々に悪役を演じたり、ダーク路線の作風だったものが明るいポップ路線になったりと話題を集める作品でしたが、その路線変更が徒となって、評価は伸び悩み、バットマンシリーズは一度ストップすることに。

シリーズは2005年に「バットマン ビギンズ」で再始動。監督はクリストファー・ノーラン、主演はクリスチャン・ベールで、再びシリアスな路線に戻りました。内容的にはブルース・ウェインがどのようにしてバットマンになったかを描いており、1作目の「バットマン」よりも前の物語で、シリーズとしても新たな「バットマン」の1作目にあたります。

この「ビギンズ」の続編が「ダークナイト」で、スタッフやキャストはほぼそのまま続投で製作されました。本作ではバットマンのライバルであるジョーカーをヒース・レジャーが演じました。ヒースは完成前に急逝しましたが、その熱演は1作目でジャック・ニコルソンが演じたジョーカーとはまた異なった迫力を生み出しており、アカデミー助演男優賞を獲得するなどしています。

なお、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」の続編でシリーズ完結編にあたる「ザ・ダークナイト・ライジズ(The Dark Knight Rises)」は2012年公開予定です。