もう普通のコントローラーに戻れない、仮想空間と相性抜群のPS VR専用ガンコンでプレイするゲーム「Farpoint」

2016年9月15日(木)から18日(日)までの4日間開催される日本最大のゲームフェスティバル・東京ゲームショウ2016では、多くのVR関連ゲームが展示されておりその注目度の高さがうかがえます。そんな中、VR体験をより豊かにしてくれそうな専用デバイスも登場しており、そのひとつがPlayStation VR(PS VR)専用の銃型コントローラーの「PlayStation VR Aim Controller」で、これを使ってプレイできるFPSが「Farpoint」です。

Farpoint Game | PS4 - PlayStation
https://www.playstation.com/en-us/games/farpoint-ps4/

Farpointは東京ゲームショウ2016のPlayStationブースでプレイできます。

プレイにはPS VRと専用のガンコンであるPlayStation VR Aim Controllerが必要です。

PlayStation VR Aim Controllerは手に持つとこれくらいのサイズ。

ゲーム時にプレイヤーを移動させるのに使用する十字キーとジョイスティック

この裏側にもボタンが2つ配置されており、従来のコントローラーで言うところの「L1」と「L2」ボタンがここにあります。

ゲーム中の武器を使用する際はガンコンのトリガーを引けばOK。

このトリガー上部にはガンコン両面にボタンがひとつずつ配置されています。

さらに、トリガーの裏側にもジョイスティックと「○」「×」「□」「△」のPlayStationおなじみのボタンがあります。

手に持つとこんな感じになります。

というわけでさっそくPS VRとガンコンを装着してゲームスタート。ゲームの舞台は赤い砂と岩に覆われた不毛の惑星で、ここを探索しながら襲いかかるエイリアンをさまざまな武器で撃退するというのがFarpointなわけですが、PS VRとガンコンを装備したプレイヤーは外から見ても未開の惑星を冒険するコマンダーのよう。

ガンコンのジョイスティックを駆使して惑星を動き回るのですが、VR酔いしないように移動速度は比較的遅め。それでもゲームに出てくる銃火器と同じ形をしたコントローラーを手に握ってプレイヤーを操作するので、他のVRゲームと比べても没入感は相当なものです。

歩いて行くと突如目の前にクモ型のエイリアンが出現し、すかさず銃をぶっ放します。

通常のFPSでは画面中央にエイムがどこに合っているのかを示すターゲットが表示されるのですが、Farpointのゲーム画面を見るとわかる通りそういった表示はありません。しかし、実際にプレイすると「感覚的に」どこに敵がいてどの方向にガンコンを向けてトリガーを引けば銃弾が当たるのかがわかります。

というわけで、周囲の敵を一掃します。プレイ時はイスに座って体を大きく動かすことはありませんでしたが、さまざまな場所から出現するエイリアンを駆逐すべく、ガンコンは縦横無尽に動き回っていました。

また、プレイ中の音も没入感を増すのに一役買っています。ゲーム中の音で遠近感や「どこで音が鳴ったのか」などが感じられるようになっているため、どこかで岩が崩れた音がした瞬間にプレイヤーがバッと音の方を振り返るなど、ゲーム中の緊張感は相当なもの。

敵を倒して惑星の探査を続けます。断崖絶壁の中に橋のようにかかった通路をテクテク歩きながら……

通路の下をのぞき込みます。プレイヤーがいかにゲームの世界に引き込まれているのかがよくわかります。

Farpointではもちろん使用する武器の変更も可能。初めて入手する武器のみ特別なアクションを行う必要があります。

プレイ時には目の前までエイリアンが迫ってくるシーンも多々あり。この迫力感は実際にPS VRでFarpointをプレイして体感してみてほしいところ。

Farpointの公式トレーラーは以下の通りで、この映像がプレイヤーの視界いっぱいに広がるのでとにかく迫力満点のゲームになりそうです。

Farpoint - E3 2016 Announce Trailer | PS VR - YouTube