高級感&実用性を大幅に高めたASUSのスマートウォッチ「ZenWatch 3」登場
ASUSが第3世代のスマートウォッチ「ZenWatch 3」を発表しました。従来の長方形デザインから丸形フェイスにデザインを一新して、高級感をぐっと高めつつも実用性を大幅に向上させています。
ASUS ZenWatch 3 (WI503Q) | ZenWatch | ASUS Global
https://www.asus.com/ZenWatch/ASUS-ZenWatch-3-WI503Q/
従来の長方形デザインから丸形デザインに変更されたZenWatch 3がどんなスマートウォッチなのかは以下のムービーで確認できます。
A Sight to Behold - ZenWatch3 | ASUS - YouTube
ZenWatch 3のケースは、丸形。
細かな部品で構成されている模様。
50種類以上あるフェイスデザインにはクロノグラフ調のものもあり。
側面には2つの物理ボタンを搭載しており、デフォルトではフィットネスやアラーム設定を操作可能。ボタンの割り当てはカスタマイズできそうです。
ディスプレイは1.39インチの有機EL。
フィットネス情報やバッテリー残量などを個別に表示できるデザインで、視認性も高そうです。
OSはAndroid Wear。もちろん、画面は切り替え可能。天気予報や……
スマートフォンへの着信を知らせる機能などが搭載されています。
ZenWatch 3の基本スペックは以下の通り。スマートウォッチ用に開発されたQualcommの新SoC「Snapdragon Wear 2100」を搭載し、メモリは512MB、ストレージは4GBのeMMC。400×400ピクセルの有機ELは2フィンガー操作に対応。大きさは45mm×45mm×10.75mmでバッテリー容量は340mAh。Bluetooth 4.1に対応しています。
カラーは3色。ガンメタ……
シルバー
ローズゴールド
IFA 2016に合わせて開催されたASUSのイベントでZenWatch 3に触れたAndroidPITが、ZenWatch 3の短評を掲載しています。
Hands-on Asus ZenWatch 3 review: made for millenials - Hardware reviews - AndroidPIT
https://www.androidpit.com/asus-zenwatch-3-review
従来のZenWatchシリーズとは異なりラウンドフェースデザインを採用したZenWatch 3。有機ELのディスプレイは少なくとも室内では十分に明るく反射率も低めで、視野角も広いとのこと。価格もアップしましたが、確実に高級感も増しているようです。
シリコン素材のベルトと……
レザーバージョンがあります。
とはいえ、ここ1年間、大きな改良が施されていないAndroid Wearがどれくらい進化するかが、ZenWatchをはじめとするAndroid Wear端末の課題だと指摘しています。
ZenWatch 3は340mAhのバッテリーのおかげで2日間充電なしで使えるのは他のAndroid Wear採用スマートウォッチと同様。さらに15分で60%充電できる急速充電によって、日常での使い勝手が大幅に向上しています。防水・防塵性能もIP67認証をクリアしているので、不便なく日常生活で使えるスマートウォッチとなっているようです。
ZenWatch 3は、欧州ではドイツで2016年10月に229ユーロ(約2万6000円)からの価格で販売される予定。デザインを一新して高級感を高めながらも価格をぐっと抑えた廉価バージョンもラインナップする、というのは「ZenFone 3」とまったく同じ手法。ZenWatch 3の日本発売に期待です。
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