メモ

毎日の始業前・終業後に仕事・メールをしている人が52%、毎週末に仕事・メールをしている人も39%

by reynermedia

いったい「業務時間」とは何なのか……という印象を受ける数字ですが、仕事管理のツールを作っているWorkfrontがアメリカの社会人を対象に実施した調査の結果、対象の過半数が始業前か終業後に毎日仕事やメールの処理をしていることが明らかになりました。毎週末に「持ち帰り」をしている人は、半数はいなかったものの、こちらも39%と少なくない数字です。

THE STATE OF ENTERPRISE WORK
(PDF)https://www.workfront.com/wp-content/uploads/sites/5/2015/10/workfront-state-of-enterprise-work-report-2015-final-1.pdf

Here's the best day and time to hold a meeting — Quartz
http://qz.com/653033/heres-the-best-day-and-time-to-hold-a-meeting/

調査期間は2015年7月で、アメリカで働く18歳以上の社会人617人を対象に行われました。


この調査の中で、始業前や終業後に仕事をしたりメールをやりとりする頻度について質問したところ、過半数の52%が「毎日している(週5日)」と回答しました。以下、週4日が10%、週3日が4%、週2日が7%、週1日が9%。「始業後や終業後には仕事・メールはしない」と回答したのは18%でした。

続いて、平日ではなく週末に仕事・メールをする頻度を質問すると、これも「毎週末」と回答した人が39%で最多でした。以下、月に2~3度が14%、月1度が10%、月1度未満(数ヶ月に1度)が9%、「しない」と回答した人は28%でした。

by Aaron Fulkerson

なぜ時間外労働をするのか、その理由を尋ねてみると、一番多かったのは「前へ進めておきたいから」(52%)というものでした。しかし2番目は「仕事が多すぎるから」(39%)。このほか、会社からの要求(25%)、クライアント都合(22%)、グローバル企業でタイムゾーンが合わない人がいる(17%)など、「仕事をせざるを得ない」という状況にある人が多数でした。なお、5%ですが「時間外労働をしているように見せかけるため」というしっかり者もいました。

by dedljiv

なお、この人たちの1週間の通常の労働時間については、最多回答は40時間(31%)。これに45~49時間(19%)、50時間(11%)と続き、フルタイムで働いている人の労働時間を平均すると44.3時間でした。

これだけ忙しくて、ランチに使う時間はどれぐらいあるのかというと、時間が長い順でいうと「1時間以上」が7%、「1時間」が26%、「45分」が10%、「30分」が33%で最多、「15分」が11%。「昼食休みは取らない」という人も13%いました。

by Rolf Kleef

そして、多忙さを示す「納期に間に合わせるために、トイレを遅らせた回数は」という質問には、「ない」と回答したのは48%で、半数もの人が1回以上が我慢しているという辛い現実が。しかも、最多回答は「1回」(7%)ではなく「2回」(12%)で、次は「5回」(10%)でした。我慢のしすぎは体に良くないので、トイレは行きたいときに行ってください……。

by Craig Sunter

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in メモ, Posted by logc_nt

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