川底に沈んでいた誰かのGoProを釣り上げて中身の再生に成功、映っていたのは……?

活火山の上をウイングスーツで飛ぶ様子を収めたり、拳銃強盗に遭遇するサイクリストの緊迫の一部始終が収められるなど、GoProは普段は遭遇できない状況でも思わぬ映像を残してくれることがあります。とある人が海中から発見したGoProには、思わぬ自然の一部が映し出されていました。
The day we caught a GoPro fishing - YouTube

この映像を公開したのは、Dan RoseというIDを持つこの人物。誕生日にきょうだいと一緒に海釣りに出かけたところ、姉妹の釣り糸に海中に沈んでいたGoProが引っかかったそうです。

引き揚げたGoProがこれ。泥や海藻で汚れているほか、フジツボのような貝が付着していたそうで、どうやら水没してから1年以上は経っているのではないかとDan Roseさんは語っています。

GoProは塩水にさらされたことで完全に壊れていたとのこと。

しかし、どうやらmicroSDカードだけは動作が可能な状態になっていたとのこと。Dan Roseさんは、元の持ち主にカードを返すべく、この動画を公開することにした模様です。

ヨットハーバーのような風景から動画はスタート。波止場に立っているようです。

両手でGoProを触るシーンから、どうやら頭部にベルトでカメラを固定して、ダイビングの様子を記録しようとしていた模様。

友達のような人物も写っており、元の持ち主を見つける大きなヒントになるかも。

カヌーを楽しんでいる人の姿も。

カメラの位置が少し変化し、中腰のような目線に。これから海に飛び込もうとしている様子。

と、映像のアングルがグリンと回転し、天地逆さまの状態に。髪の毛のようなものが写り込んでいることから、元の持ち主は女性なのかもしれません。

波止場の土台が映り……

海中にドボン。ここから、海中を泳ぐ姿が映るのかと思いきや……

どんどん沈んでいくGoPro。徐々に海底の様子が見えてきて……

海底に到達。どうやら、頭につけていたと思われるGoProがバンドごと外れたようです。

「カメラを見つけようとする声が何度も聞こえます」という字幕通り、何やら音声のようなものが収録されています。この状態のまま、映像が1時間以上にわたって撮影され続けていたとのこと。

途中、海中の潮流が変化したようで、GoProの角度が変化。

「しばらくは何も起こりませんでしたが……」

「その後……」

にゅっと、何やら黒いものが登場。

不気味な生物のようですが……

これはどうやら、海底を歩いていたカニの様子。口をパクパクさせながら、赤いランプが点滅するGoProを見ていますが、その姿は単に珍しがっているのか、それとも「食べられるのか……?」と思って品定めをしているのか……。

やがて興味がなくなったのか、カニはその場を立ち去ってしまいました。

Dan Roseさんは「カメラはもう修理できなさそうだけど、元の持ち主に撮影していた動画をお返ししたいと思うので、シェアお願いします!」とのメッセージで動画を締めくくっていました。その効果あってか、記事作成時点でこの動画は約180万回以上も再生されていました。

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