本を開くと魔法のように中から立体物が飛び出す「飛び出す絵本」を巨大化させてみた

ページを開くと中から紙製の立体物が現れる「飛び出す絵本」は、絵本のストーリーを引き立ててくれるだけでなく、それ単体で複雑な構造がアートのような独特の雰囲気を持ち合わせています。そんな飛び出す絵本を巨大化させたムービー「Tauba Auerbach: [2, 3]」がYouTube上で公開されています。
Tauba Auerbach: [2, 3] - YouTube

巨大な段ボール箱が登場

これを開けると中から[2,3]と書かれたケースが現れます。

この中から1冊の本を抜き出し……

開きます。

すると、きれいに閉じられた本の中から立体物が登場。まるでマジックか何かを見ているかのような不思議な感覚に陥ります。


本の中から登場したのは三角形の穴が空いたピラミッド型の不思議な立体。本の中から登場したことからわかるように、もちろん紙製です

ぺらぺらの紙でできたものとは思えない立体感ですが……

本が閉じられるとぺったんこになります。

続いて新しい本が開かれ……


中から登場したのは球状の物体。

格子状に穴が空いているので、影がどこか幻想的。

全体はこんな感じで……

本を閉じるとキュッとぺったんこに縮みます。


お次はカラフルな飛び出す立体物。

中から出てきたのは……

水色と黄色の立体物。写真と動画で見ると二次元と三次元の間にあるような不思議な印象を持つ構造です。

続いて黒色の本を取り出します。

中からヒョロリと不安定な線が飛び出し……

立体物が登場。

近くで見るとこんな感じ。

どんどん新しいオブジェクトを開いていきます。

中から黒色と水色の物体が飛び出してきて……

本を開くと徐々に立体感を増していきます。

アップで見ると、こんな感じ。

本を180度開くと立体物が完成。

次は水色の本をパカリ。

中から出てきたのは何重にも重なったひし形。

本を開いていくと、中がニョキニョキ伸びて塔のような物体ができあがりました。


片側がデコボコ状にカットされており、これのおかげで塔が縦に伸びる構造が実現している模様。

完全に塔が伸びきった状態で真上から見下ろすとこんな感じ。

というわけで今度は本を閉じます。閉じる際の立体物の変化は魔法を使っているかのような目を疑う変形です。




そして全ての本をケースに戻し……

段ボール箱を写してムービーは終了です。

・関連記事
飛び出す絵本で水滴が排水管から海へと流れて雨になるまでを表現したアニメーション「Revolution」 - GIGAZINE
大人の鑑賞に堪えるクオリティのとびだすポップアップ絵本「雪の結晶」 - GIGAZINE
本から立体的に飛び出して内容を表現しているアート「Book Sculptures」 - GIGAZINE
設置したいときに開ければOK、ダンボール製「飛び出すオフィス」 - GIGAZINE
まるで絵本の世界、霧の中にたたずむクマたち - GIGAZINE
・関連コンテンツ
You can read the machine translated English article Three-dimensional objects jump out of th….