一人称視点で時速120km・全長1km・最高高度68メートルのジェットコースター「Valravn」を体験できるムービー
最高時速120km、全長3415フィート(約1000メートル)、最高高度223フィート(約68メートル)におよぶのジェットコースター「Valravn」が登場しました。アメリカ・オハイオ州で18基ものジェットコースターを持つ遊園地「シダーポイント」の新アトラクションで、一人称視点で撮影した公式ムービーを見るだけでもタマヒュンな迫力を味わうことができます。
Valravn - Official POV - YouTube
ゲートが閉ざされたスタート地点。
その先は初っぱなから小さなカーブが設定されています。
そして最高高度のポイントに達する上り坂へ
一番上はこんな感じで、落下前にシダーポイントに面するエリー湖を一望できます。ここまで来るのに30秒以上かかっているのも驚き。
そして恐怖の超ロング下り坂にさしかかったところで、いったん停止。最前列の人は宙ぶらりんの状態です。
「ガタン」という音を合図に、ジェットコースターがほぼ90度で下り始めます。落下距離は214フィート(約65メートル)で、時速約120kmに達します。ムービーで見るだけでも心臓がキュッとなってしまうほどの迫力。
その先はすぐさま1回転
続けざまにひとひねり
中間地点に一度停止するポイントがあり……
再度落下。ここもまずまずの高度があります。
その後も1回転ポイントやひねりコーナーなどが続きます。1回転ポイントは全部で3カ所あり、1回転ポイントの最高高度は165フィート(約50メートル)に達するとのこと。
また、ドローンで撮影したような「鳥の目線」でValravnを見ることができるムービーも公開中です。
Valravn (Birdseye View) - YouTube
スタート地点から発射するValravnを真っ正面から見るとこうなっていました。
Valravnは24人乗りで、車両タイプではなくレールの上を座席だけが走るタイプ。周囲を遮るものがないので、開放感は抜群です。
落ちる瞬間を上から見るとこんな感じ。
落下しているところを真っ正面から見ると迫力満点です。なお、よく見るとこっちのムービーはジェットコースターも乗客もCGで作られている模様。
全体図はこうなっており、とても入り組んだロングコースのジェットコースターとなっています。
また、VRヘッドセット・スマートフォン・タブレットで360度ビューを味わえるCGムービーも以下から見ることができます。
Valravn (Panoramic POV) - YouTube
なお、国内のジェットコースターで最も速いのは時速172kmのドドンパ(富士急ハイランド)で、最長・最高度は全長2479メートルで高さ97メートルのスチールドラゴン2000(ナガシマスパーランド)なので、国内でもValravnを超えるスケールのスリルが実際に味わえます。
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