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映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に隠されている10個の秘密


公開から約4カ月が経過し2016年5月4日にBlu-ray&DVDが発売される映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」には、世間に余り知られていない制作裏話のような秘密がたくさんあります。その中から最も衝撃的な10個の秘密を映画関連メディアのScreen Rantが厳選しムービーに編集して公開しています。

10 Most Shocking Secrets From Star Wars: The Force Awakens - YouTube


◆ルーク・スカイウォーカーの登場シーン
ルーク・スカイウォーカーは公開前に行われたさまざまなPRイベントで多くが語られることはありませんでしたが、その理由はルークが本編の最後にしか登場しないためです。当初はもっと多くのシーンに登場する予定だったものの、脚本を手がけたマイケル・アーントが「新キャラクターの邪魔をすることなくルークを作品に登場させる方法はない」とし、最終的に本編の最後でルークが登場するということになりました。


◆もう1人のチューバッカ
ピーター・メイヒューがオリジナル三部作に続いて本作でもチューバッカを演じたのは、往年のファンにとってうれしい出来事でした。ただし、高齢で膝に問題を抱えていたメイヒューがチューバッカの衣装をまとって演技することは予想以上に難しかったため、いくつかのアクションシーンではフィンランド人のバスケットボールプレイヤーであり俳優もこなすジョナス・スオターモがメイヒューの代わりに演技しました。スオターモはどのシーンを担当したかを明らかにしていませんが、メイヒューの演技指導を5カ月も受けたとのことです。


◆RIP ポー・ダメロン
新キャラクターのポー・ダメロンは、オリジナル三部作のハン・ソロのような存在感で、フィンとの掛け合いも見事であり、エピソード8でも重要な役割を担うとみられています。しかし、J・J・エイブラムス監督は当初の脚本でポー・ダメロンを冒頭で殺してしまう予定だったとのこと。幾度となく行われたミーティングの末に、ポー・ダメロンを生かして映画全編に登場するよう変更されました。


◆TR-8R
TR-8Rとは、本編の中盤でライトセーバーを使うフィンと対決し、こん棒のような武器を振り回していたストーム・トルーパーのこと。TR-8Rという名前はたった一言だけのセリフ「Traitor!」からきており、これはファンが勝手につけた名前です。その後、インターネット上でTR-8Rが爆発的な人気を得たことから、ルーカスフィルムが「彼はファーストオーダーでFN-2199と呼ばれていて、ニックネームはナイン。フィンとトレーニングを行っていたため、フィンが自分を裏切ったと感じていた」というバックストーリーを追加しました。


◆宇宙海賊フィン
フォースの覚醒がこれほどまでにも成功したのは、脚本の完成度の高さにあります。脚本を手がけた1人がローレンス・カスダンなのですが、カスダンはフィンを脇役から主役に変更させた張本人でもあります。当初、フィンは宇宙海賊として登場するだけでしたが、カスダンが「フィンはファーストオーダーから脱走したストーム・トルーパーにするべきだ」と意見したことで、フィンは映画の中でも重要な存在になりました。


◆キャプテン・ファズマは男だった
ストーム・トルーパー軍団を率いるキャプテン・ファズマはシリーズ史上初となる女性の悪役ですが、最初は男性だったことはあまり知られていません。フォースの覚醒のキャストが発表されたときにキャスト全員が集まったのですが、「新しい女性キャラクターがレイしかいない!どうしてだ!」という批判が相次いだため、キャプテン・ファズマを男性から女性キャラクターに変更したそうです。


◆アナキンの霊体
ジェダイは死後にフォースと一体化し霊体となり現世に姿を現すことができ、シリーズ中にはオビ・ワンやヨーダの霊体が登場しました。フォースの覚醒でも、当初はアナキン・スカイウォーカーが霊体で登場する予定があり、デザインコンセプトではジェダイと暗黒面で揺れるアナキン(霊体)の姿があったとのこと。ただし、本編には登場しませんでした。


◆マズカナタ
マズカナタは登場シーンこそ少なかったものの、ルークのライトセーバーをフィンに手渡すという重要な役割を担っています。完成前の脚本では、マズカナタがカイロ・レン率いるファーストオーダーからルークのライトセーバーを盗みだしたことになっていますが、劇中ではマズカナタガが「ライトセーバーをどうやって手に入れたかはまた今度話す」と話しており、もしかしたらエピソード8で真相が語られるのかもしれません。


◆C-3POの赤い腕
フォースの覚醒に登場したC-3POは左腕がなぜか赤くなっていたものの、劇中ではその理由が明かされませんでした。


しかも、終盤でいつのまにか赤い腕が金色に戻っており、映画を見た人の中には困惑した人がいたはず。これは、C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズとJ・J・エイブラムス監督の意見に相違が生じたためです。今まで通りの金色の腕を望むアンソニー・ダニエルズと、赤い腕を望むJ・J・エイブラムス監督が話し合った結果、妥協点として「最初は赤色で最後は金色」になったとのこと。


◆カイロ・レンの灰のテーブル
カイロ・レンは、レイを尋問しているときに初めてマスクを脱いで顔をあらわにしたのですが……


脱いだマスクを置いたテーブルは灰にまみれていました。映画を見たファンの中には「あのテーブルは何だ?あの灰は何が燃えたのか?」と気になる人が続出。J・J・エイブラムスはインタビューで、あの灰がカイロ・レンによって殺された人を燃やしたものであることを明らかにし、気味の悪いカイロ・レンの印象がさらに強烈なものになりました。ハン・ソロが橋の下に落ちて死亡し死体が回収されなかったのは、ファンにとって不幸中の幸いだと言えそうです。

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in 動画,   映画, Posted by darkhorse_log

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