Facebookが今後10年で重要視するのは「人工知能」「VR&ARメガネ端末」「Wi-Fiドローン」
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Facebookは自社SNSサービス以外にも、Oculus Rift・Instagram・WhatsAppといったサービスを展開しています。インターネット業界の巨人と言われるまでに成長したFacebookは、さらに人工知能の開発をスタートしたり、僻地にインターネットを提供する巨大ドローンの開発に乗り出したりと、数々の事業展開に乗り出しているところ。そんなFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOが、2016年4月12日から行われているFacebookの開発者イベント「F8」に登壇し、今後10年間にわたるFacebookのロードマップを公開しました。
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FacebookはSNS以外にも数々の事業を展開していますが、今後3年間で全ての中心となるFacebookのエコシステム強化に注力する予定。今後5年間ではMessenger・WhatsApp・Instagram・Facebook動画・検索など、Facebookに付随する製品の強化に取り組んでいくとのこと。
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さらに今後10年間の展望では、「インターネットの提供」「人工知能」「VR/AR」に関するテクノロジーの実用化を目指しており、すでにこれらの基盤となるアイデアは始動しています。
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「インターネットの提供」は、旅客機サイズの「Wi-Fiドローン」や無料インターネットサービス「Free Basics」などの製品やサービスで、アフリカなどの僻地にインターネット環境の提供を目指すというもの。人工知能「M」などの開発が進められている「人工知能」の分野では、今回のイベントでMessenger用チャットボットの開発者APIが発表されました。
また、注目のヘッドセット「Oculus Rift」を傘下に置くFacebookですが、「VR」技術の展開もロードマップに組み込まれています。ザッカーバーグ氏が今回のイベント出席者全員に、OculusとSamsungが共同開発した「Gear VR」をSamsungのスマートフォンとセットでプレゼントする、というサプライズもありました。
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「VRヘッドセットは最終的に通常のメガネサイズになるだろう」とザッカーバーグ氏は予想しており、メガネのディスプレイを通してVRとARを同時に表示できるようになると考えているとのことです。
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