家庭用人工知能の開発をFacebookのザッカーバーグCEOが新年の目標として発表


Facebookは人工知能の研究施設を2013年に設立し、Messengerアプリ内のパーソナルデジタルアシスタント「M」の開発などを行っています。そんな中、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が自身のアカウント上で「2016年の目標は自宅用の人工知能を開発すること」と発表しました。

Every year, I take on a personal challenge to learn new things and grow outside my work at Facebook. My challenges in...

Posted by Mark Zuckerberg on 2016年1月3日

ザッカーバーグCEOは、Facebookの業務以外に毎年個人的な目標を掲げて新しい物事に挑戦しているそうで、近年では毎月本を2冊読むことや、中国語の勉強、知らない人に毎日出会うことなどを目標にしてきたとのこと。2016年の新しい目標としてザッカーバーグ氏は、「家庭用のシンプルな人工知能の発明」を掲げています。

ザッカーバーグ氏によれば、家庭用人工知能のイメージとして映画「アイアンマン」に登場する人工知能「JARVIS(ジャーヴィス)」のような技術を想定していて、「まずは人工知能に関する技術が現時点でどれほど発展しているのかを調べることから始める予定だ」と語っています。

JARVISがどのような人工知能なのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。

Jarvis iterface and voice - YouTube


アイアンマンのキャラクターの中でもJARVISは人気があり、現実世界でJARVISに似せてエフェクトを作るファンも登場しています。

Iron Man "JARVIS" Effect - YouTube


ザッカーバーグ氏は、家庭用人工知能の活用方法として、まず自身の声を人工知能に学習させてから、自宅内の照明、温度、音楽などについて学習を進めていきたいと語っています。また、友人が家にやって来てインターホンを鳴らした際に顔認識でドアを自動で開けたり、娘のマックスちゃんが一人で遊んでいる最中に異変が起こったら通知を受けたり、FacebookのデータをVRで投影してよりよいサービスを構築したり、といった使い方も考えているそうです。

FacebookではSNSの提供のみならず、Internet.orgと共同で太陽光パネルを搭載した飛行機や人工衛星の開発に取り組んだり、Oculusを買収してVR端末のコントローラーやソフトウェアのデザインを改良したり、どんな質問にも答えられる人工知能「M」をMessengerアプリに搭載したりといった技術的な挑戦も行っています。ザッカーバーグ氏は、家庭用人工知能の開発もこのようなプロジェクトの一環として個人的に取り組みたい、とコメントしています。

また、ザッカーバーグ氏は、人工知能に対する挑戦を「知的挑戦」と位置づけていて、1年を通して学んだことを随時シェアする予定、としています。

・関連記事
Facebookが人工知能研究用の高性能オープンソースハードウェア「Big Sur」をリリース - GIGAZINE

写真の情報を認識して音声でどんな写真か説明する人工知能をFacebookが発表 - GIGAZINE

人工知能やロボットなどで代替可能な職業100&代替されない可能性が高い職業100まとめリスト - GIGAZINE

弁護士さえも「10年以内に弁護士が人工知能に取って代わられる」と考えている - GIGAZINE

人工知能は核兵器よりも潜在的に危険、ホーキング博士が「100年以内に人工知能は人間を超える」と警告 - GIGAZINE

Googleの自己学習する人工知能DQNを開発した「ディープマインド」の実態、何が目的なのか? - GIGAZINE

まさに悪夢、Googleの人工知能「DeepDream」でムービーを作成したらとんでもないことに - GIGAZINE

Googleのエリック・シュミットが考える人工知能の行く末 - GIGAZINE

132

in ネットサービス, Posted by darkhorse_log