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実写との違いを区別できないレベルでリアル過ぎるデモ映像、ゲームエンジンの底知れぬ実力


ゲームを開発するときに必要なゲームエンジンは、ゲームの動作の基礎となる物理法則や光源処理といったルールを定義づけるソフトウェアで、多くの種類が存在します。そのゲームエンジンの1つである「Unreal Engine 4」を使って4Kの解像度でリアルタイムに処理されているデモ映像「Building a 4K experience」が公開されており、写真と見間違えるほど衝撃的なクオリティになっています。

Art by Rens -
http://www.artbyrens.com/

We're Getting Dangerously Close To Photo-Realistic Video Game Landscapes
http://kotaku.com/were-getting-dangerously-close-to-photo-realistic-video-1767614245

実際の映像は以下のムービーから確認可能です。ムービーを見る際は画質を1080pに設定すると、クオリティの高さがよくわかります。

Building a 4K experience - YouTube


この映像は、ゲーム「バトルフィールド」シリーズを開発しているDICEで環境アーティストや技術アートディレクターを務めたRense de Boer氏によるプロジェクト「4K Experience」のデモ映像として作成されました。


ゲーム関連メディアのKotakuによると、「Building a 4K experience」は写真モデル化技術という手法を使って作成されているとのこと。写真モデル化技術とは、簡単に言うと写真を元にして高解像度の3Dメッシュを生成する技術のことで、ゲーム「Star Wars バトルフロント」でも使われました。作りたい映像のモデルを写真に撮影しゲームエンジンに取り込んで作成するのですが、この映像は撮影した写真の数がとてつもなく多いそうです。


実写と見間違うほどのクオリティなのですが、4Kの解像度でリアルタイムに処理されているのも驚き。


Rense de Boer氏によると、Building a 4K experienceは映像の表面的な部分だけにフォーカスして作っており、本格的な開発は今後進められていくそうです。このクオリティの映像でゲームをプレイすると、どれほど没入感が生まれるのか気になるところです。

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in 動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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