Appleが「アプリ」をテーマにした初のオリジナルTVコンテンツ作成を発表

By Tom Small

Appleは現地時間の2016年3月24日、同社では初となるオリジナル企画でのテレビ番組プロジェクトを発表しました。制作にはエンターテインメント業界の大物プロデューサーなどが関わることになっており、その内容はアプリ・エコノミーにスポットを当てたリアリティ番組になると見られています。

Apple’s first original TV show will be about app developers | New York Post
http://nypost.com/2016/03/24/apples-first-original-tv-show-will-be-about-app-developers/

Apple’s First Foray Into Original TV Is a Series About Apps - The New York Times
http://www.nytimes.com/2016/03/25/business/media/apples-first-foray-into-original-tv-is-a-series-about-apps.html

このコンテンツ制作のためにAppleは、The Black Eyed Peasのメンバーであるウィル・アイ・アム(Will.i.am)や、テレビドラマ「アグリー・ベティ」や「The Office」などのエグゼクティブプロデューサーを務めたベン・シルバーマン、同じくテレビ番組プロデューサーであるハワード・オーウェンスといった主要スタッフとタッグを組んでいるとのこと。Appleのインターネットソフトウェアおよびサービス担当上級副社長のエディ・キュー氏はNew York Timesのインタビューに対して「App Storeの素晴らしい点の一つは、人々が何かを作り上げ、生みださなければならなかったという考え方にあります」と語っています。

発表の時点では番組の詳細については明らかにされておらず、アプリそのものを扱う内容なのか、開発者に関するものなのかなど、不明な点が多く残されています。詳細について説明を求められた主要人物も、番組の予算、番組名、時代設定やストーリー、放送回数、実際の視聴方法などについて語ることはできないと答えたとのこと。

Appleはこれまでにも、テイラー・スウィフトの「The 1989 World Tour」や、アデルの独占インタビュー番組などのコンテンツを提供してきましたが、今回の新コンテンツによって同社では初となる音楽以外の分野でのコンテンツ制作に乗り出すことになります。

Appleは動画配信サービスのHuluやNetflixに対抗するサービスの提供を模索しているという噂が2015年ごろからわき起こっており、実際に関係者との話し合いがもたれたという情報も伝わっています。今回の発表についてキュー氏は、「今回の新シリーズ発表は、独自のコンテンツ制作や動画配信サービスにおけるAppleの存在感を増すという野心を示すものではない」とし、Appleはこれからも独自の番組シリーズや音楽コンテンツの開拓を続けていくと語っています。

AppleがHuluやNetflixに対抗してオリジナル映像コンテンツの配信を模索中 - GIGAZINE


Appleは2016年内にもネット経由のテレビ番組配信サービスを開始するとも言われていましたが、2015年末に計画が中止されたという報道も。今後はアプリを通じてユーザーにコンテンツを直接配信する事業にシフトすると伝えられています。

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