全自動で水をジェット噴射して床を拭き掃除するルンバのiRobot最新機「Braava jet」
iRobotはロボット掃除機「ルンバ」以外にも、床拭きロボット「Braava」を販売しています。これまでBraavaシリーズには「Braava 380t」「Braava 380j」などが登場しておりGIGAZINE編集部でもバリバリ稼働中ですが、さらに前方へ水をジェット噴射することで床の汚れやシミの水拭き能力を強化した「Braava jet」が登場しました。
Braava jet™ Robot Mop | iRobot
http://www.irobot.com/For-the-Home/Floor-Mopping/Braava-Jet.aspx
Braava jetがどのような床拭きロボットなのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
iRobot® Braava jet™ Mopping Robot Overview - YouTube
これがiRobotの最新機「Braava jet」
着色料の入ったジュースなどを床にこぼしてしまっても……
Braava jetなら「CLEAN」ボタンを押すだけOK
しつこいシミには強力なジェット噴射で汚れを浮かび上がらせ……
前後左右に振動するクリーニングモップでしっかりと汚れを拭き取ります。
ルンバと違って縦一直線に拭き残しのない掃除パターンで、マッピングした家中の床を全てキレイに水拭きしてくれます。
ルンバより一回り以上小さくて背丈も低い小型ロボットなので、キッチンやバスルームなど、段差のある小さなすき間まで拭き掃除可能。
障害物を検知して回避しながら掃除するため、家具やカーペットを傷めたり汚したりすることはありません。
モップヘッドはワンタッチでゴミ箱に捨てることができ、汚れたモップに触らず後片付けができます。
また、Braava jetは3種類の掃除モードを搭載しており、取り付けるモップヘッドを自動的に検知して掃除モードを選択します。青色のモップを装着すると、「ウェットモッピングモード」になり、「ジェット噴射」+「人が拭き掃除するように一方向かつ前後左右に動く」+「振動モップ」でしつこい汚れもしっかり拭き取ってくれます。このモードはハードウッド・タイル・石材のフローリングに適しているとのこと。
オレンジ色のモップを装着すると、「ウェットから拭きモード」になり、「60%のジェット噴射」+「前後に掃き掃除」+「振動モップ」で髪の毛やほこりなどを掃きつつ、少なめのジェット噴射で水拭きも行います。このモードに適しているのはウッドフローリングのみ。
白いモップだと「ドライモード」になり、ジェット噴射なしでから拭きを行ってくれます。
なお、日本での発売日はまだ明らかになっていませんが、海外のiRobotのウェブサイトでは販売がスタートしており、価格は199.99ドル(約2万2000円)となっており、交換用のモップはそれぞれ10枚セットが7.99ドル(約900円)です。
iRobot: iRobot® Braava jet™ 240
http://store.irobot.com/product/index.jsp?productId=89016386
また、IT系ニュースサイト・Ars Technicaがすでに実機レビューを掲載しており、手の届かないすき間まで侵入できる小型サイズや、Braava 380シリーズより手頃な価格を評価しています。
iRobot’s most affordable vacuum is the tiny, new Braava Jet mopping robot | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2016/03/irobots-most-affordable-vacuum-is-the-tiny-new-braava-jet-mopping-robot/
・関連記事
ルンバの開発元が作った全自動でから拭き・水拭きできるフロアクリーニングロボット「iRobot Braava 380t」実機レビュー - GIGAZINE
ルンバと同じ全自動床ふきロボ「ブラーバ380j」実機レビュー、約4ヶ月間使用してわかったこと - GIGAZINE
「ルンバはもう古い」と言わんばかりの次世代ハイテクロボ掃除機「ネイト Botvac」はどこがスゴイのか? - GIGAZINE
お掃除ロボ「ルンバ」が頭脳派に、スマホ操作可能&カメラ搭載で部屋の形や家具の位置を把握して掃除可能になった「ルンバ980」レビュー - GIGAZINE
・関連コンテンツ