Googleが検索結果からゲームを10分間プレイできる機能&ゲーム録画APIを実装へ
2015年にダウンロードされた全てのアプリのうち、41%がゲームアプリだったことがGoogleの調べでわかっています。Googleはゲームアプリをインストールせずに60秒間プレイできるAdWordsの新型広告を実装しましたが、さらにアプリの検索結果からゲームを10分間お試しプレイできる機能や、開発者がゲームプレイを録画してカンタンにYouTubeで公開できるAPIなどを開発中です。
Inside AdWords: New ad formats and targeting to find, keep and monetize high-quality gamers
http://adwords.blogspot.jp/2016/03/new-ad-formats-and-targeting-to-find.html
Android gaming gets a boost w/ streaming game demos, indie apps collection, & gameplay recording/streaming | 9to5Google
http://9to5google.com/2016/03/14/android-gaming-gdc-2016-updates/
Googleは60秒間ストリーミングプレイを提供する「Trial Run Ads」をさらに拡張した「Search Trial Run Ads」を2016年4月までに実装すると公式ブログで発表しています。Google検索でアプリ名を検索すると、Wi-Fi接続中のスマートフォンユーザー限定で、見つかった検索結果に「インストール」と共に「TRY NOW」というボタンが表示され、タップすると10分間限定でストリーミングプレイしてインストール前にどんなアプリなのか試せるようになるとのことです。
これらの機能に加えてGoogleが開発者向けのゲーム録画APIが登場することを9to5Googleが報じており、ゲームプレイの画面キャプチャをカンタンにYouTubeにアップロードできるようになるとのこと。また、APIはライブストリーミングのYouTubeライブもサポートし、リアルタイムでゲームデモを配信することも可能になるようです。
サンプルのGIFアニメーションでは、ゲーム画面に録画ボタンが追加されており……
タップしてプレイ画面の録画を開始します。ワイプ表示でユーザーを映すこともでき、ストリーミング配信にも対応した録画方式です。
録画が終わったらそのまま保存するか、YouTubeへアップロードするか選択可能。
YouTubeへアップロードを選ぶと、撮影した動画のトリミングなど、ちょっとした編集も可能なようです。
GoogleにはYouTube GamingのサービスをAndroidゲームアプリとも連携可能にする狙いがあると見られており、モバイルゲームアプリに注力する様子。さらにGoogle Playストアにインディーズゲームを集めた「Indie Corner」というコレクションを開設予定で、1人~15人以下の開発チームによるインディーズゲームも充実させるべく、インディーズ開発者を募集しています。
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