映画「スター・ウォーズ」の印象的な死亡シーンをファミコン風8ビットにするとこうなる
最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開された映画「スター・ウォーズ」シリーズには、重要キャラクターたちがドラマチックな展開の後に壮絶な死を遂げ、見ている人の心に刺さりまくる名シーンが登場しました。その名シーンをファミコン風の8ビットにしたムービーが「Star Wars - Deaths -」で、かわいいキャラクターたちによるデスシーンが多数収録されています。
※ムービーおよび記事は全体的に「スター・ウォーズ」シリーズのネタバレに溢れています。また、記事後半部では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に関する重大なネタバレが登場します。ネタバレを回避したい人は中盤の注意書きが目に入ったらすぐに記事を閉じてください。
Star Wars - Deaths - YouTube
「この動画は遙か彼方の銀河のネタバレを含んでいます」
スター・ウォーズのメインテーマが流れると共に8ビットのロゴが登場。
おなじみのオープニング・クロールが流れますが、タイトルは「Deaths/THE POWER THAT DESTROYS LIFE(死/生を奪う力」となっています。
「時を重ねるに連れ、多くの者が数奇な運命をたどった。裏切りにあった強大な戦士、打ち負かされた凶悪な敵たち、そして、事故によって命を落とした者もいる。死を迎えた者たちは全てが終わった。だが、彼らは記憶という新たなる銀河で生き続けている……」
1つ目に8ビットで描かれる「死」は、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」からダース・シディアスの弟子であるダース・モールとクワイ=ガン・ジンの闘いから。
ダース・モールが、グリップの両端から光刃が両方向に出たダブルブレイドライトセーバーでクワイ=ガンを刺し殺しました。
パタリと倒れるクワイ=ガン。映画中では悲しいシーンのはずですが、何だかかわいい感じに見えます。
続いては、アナキン・スカイウォーカーがタスケン・レイダーに誘拐された母のシミ・スカイウォーカーを救出しに行く「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」での1シーン。
必死の思いでシミを見つけたのですが、時すでに遅し。シミはアナキンの腕の中で永遠の眠りにつきました。アナキンが暗黒面落ちするきっかけの1つとなった重要なシーンです。
ジェダイの中でも最強クラスの実力を持つメイス・ウィンドゥが、賞金稼ぎのジャンゴ・フェットを追い詰めるところ。
ジャンゴ・フェットはジェットパックで逃げようとするも故障で動かず、恐ろしい速さで突っ込んでくるメイス・ウィンドゥに……
首をはねられ死亡。
これは「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」で、アナキンがドゥークー伯爵の両腕を切り落とし、見事に勝利を収めたシーン。
ジェダイは無抵抗の者をあやめてはいけないのですが、パルパティーン最高議長の扇動によりアナキンはドゥークー伯爵の首をはねてしまいます。ここからアナキンの暗黒面落ちが加速していくのでした。
ついに「共和国のパルパティーン最高議長」の裏から正体を現したシスの暗黒卿ダース・シディアスを、メイス・ウィンドゥが追い詰めますが……
アナキンは恋人のパドメを救いたい一心から、あろうことか味方であるはずのメイス・ウィンドゥの腕を切り落としてしまいます。
アナキンの暗黒面落ちを確認したダース・シディアスがメイス・ウィンドゥをフォースの電撃で持ち上げポイッと投げ去り、メイス・ウィンドゥは死んでしまいました。
ここからは旧三部作。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」から、オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーが運命の再開を果たして戦うシーンです。
ダース・ベイダーと死闘を繰り広げていたオビ=ワンでしたが、ルーク・スカイウォーカーの姿を見ると、何かを悟ったかのように戦いをやめて……
ダース・ベイダーに倒されてしまいます。しかし、体は煙のように消えてしまい、ローブとライトセーバーだけが残されました。
「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」では、ジャバ・ザ・ハットがルーク・スカイウォーカーやハン・ソロたちを、飲みこんだ獲物を1000年以上かけて消化する生き物サルラックの餌食にしようとしましたが……
ルーク・スカイウォーカーたちの抵抗にあい、ジャバの一味はサルラックに飲み込まれてしましました。
なかなか暗黒面に落ちないルーク・スカイウォーカーを、フォースの電撃で殺そうとする皇帝パルパティーン(ダース・シディアス)。
息子が殺されそうになるのを見かねたダース・ベイダーがダース・シディアスを持ち上げて……
ポイッと投げ捨てました。シスに追い詰められていたジェダイが逆転勝利を収めた瞬間です。
ダース・シディアスを倒してフォースにバランスをもたらしたダース・ベイダーでしたが、戦いのダメージが大きく、「最後に息子の顔を目で見たい」とルークに頼みます。
ルークがダース・ベイダーのマスクを取り、ついにアナキンとルークが顔を合わせます。
本当の意味での親子の再会もつかの間、ダース・ベイダーは静かに息を引き取りました。
※ここからは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に関する重大なネタバレを含みます。映画を見ていない人はすぐにスクロールアップするか、ページを閉じるべきです。
ハン・ソロが、暗黒面に落ちたカイロ・レンを何とか戻ってこさせようと説得を試みます。
納得したようにソロに手をさしのべたカイロ・レンでしたが、その手に握られていたのはライトセーバーでした。ハン・ソロはその体をライトセーバーで貫かれます。
「まさか」とでも言いたげな表情を浮かべたまま落ちていくハン・ソロ。再会は、最悪の結末を迎えてしまいました。
「Star Wars - Deaths -」を制作したpipocaVFXは、他にもスター・ウォーズ関連の作品を制作していて、その中の1つである「Star Wars - 360° Virtual Reality -」はデススター内部を360度見渡せるというかなりハイクオリティな作品です。
Star Wars - 360° Virtual Reality - YouTube
ムービーは、マウスドロイドに搭載された360度カメラの視点で進みます。
映像中には「R2-D2」「ゴンクドロイド」「反乱同盟軍のマーク」が隠されていおり、気になる人は探してもみても良さそう。
ドロイドがデススター内部を走り始めます。
画面をクリック&ホールドでグリグリ動かすと、360度を見渡すことが可能。
階下を見下ろすと、大勢のストームトルーパーが隊列を組んでいるのが見えます。
ストームトルーパーの間を爆走。
ストームトルーパーを見上げるようなアングル。
聞き覚えのある呼吸音が聞こえると思ったら、目の前をダース・ベイダーが横切りました。
ダース・ベイダーを追いかけるようにして走っていると……
ボバ・フェットにぶつかってしまいました。
最後はボバ・フェットに思いっきり蹴り飛ばされてしまいます。
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