2015年12月26日 22時00分映画

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場する俳優陣そろい踏みのアカペラや自作ドロイドなど「スター・ウォーズ」にまつわるムービーやネタいろいろ

2015年12月18日に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は世界中で大きな話題となっています。そんな大長編作品「スター・ウォーズ」にまつわる小ネタをいろいろと集めてみました。

◆豪華俳優陣が一緒になってテーマ曲を歌うアカペラムービー
アメリカのコメディアン、ジミー・ファロンが番組のホストを務める人気トークショー番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」が作成したアカペラムービーは、映画に登場する俳優陣がこれでもかと登場するという豪華なムービーとなっています。

Jimmy Fallon, The Roots & "Star Wars: The Force Awakens" Cast Sing "Star Wars" Medley (A Cappella) - YouTube

「ダーン！ダダダーン！」と最初に登場するのは、センターのジミー・ファロン、そしてサポートバンド「The Roots」の面々が周りをかためます。

すると、レイ役のデイジー・リドリーが登場。俳優陣が番組のムービーに登場するだけでも驚かされますが……

さらに、フィン役のジョン・ボイエガも登場。なんてこった。

カイロ・レンを演じるアダム・ドライバーは、「帝国のマーチ」の部分で登場。やはりダース・ベイダーへの傾倒がここでも現れているということでしょうか。

その後、なんとレイア姫を演じるキャリー・フィッシャーが登場。横で驚きの表情を見せるジミー・ファロンの表情も面白い。

さらに、R2-D2やC-3PO、BB-8などのドロイドや、チューバッカたちも続々登場。そして最後には……

ハン・ソロ役のハリソン・フォードが登場して大団円へ。まるで作品の中で見るような、ハリソン・フォードとキャリー・フィッシャーの表情もクスリと笑えるムービーとなっていました。

◆AT-ATのラジコンをXbox 360のコントローラーで操作
帝国軍の主力兵器、AT-ATをラジコンで再現している人もいます。Xbox 360のコントローラーを使ってぐりぐりと動かしている様子は以下のムービーから。

Remote controlled AT-AT Walker via Arduino Uno and Xbox 360 Controller - YouTube

コントローラーの右トリガーを押すと、AT-ATは右前脚と左後脚を動かして歩き……

左トリガーで、先ほどとは反対に左前脚と右後ろ脚を動かすようになっています。少しカクカクした動きはラジコンそのものですが、動くスピードはいい感じに実際の(？)AT-ATを再現できている様子。

右スティックを左右に動かすと、AT-ATの首の部分が左右に首振りするようにもなっていました。映画ではエアスピーダーにワイヤーを巻き付けられて倒されるAT-ATですが、この力作のラジコンを倒してしまうのはかなりの勇気が要りそうです。

◆ボール型ドロイド「BB-8」を3Dプリンターを使って再現
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」には、雪だるまのようなドロイド「BB-8」が初登場します。そんなBB-8をさっそく自作で再現してしまった人がいます。

Making a Working BB-8 Droid Replica! - YouTube

BB-8を自作してしまったマイク・セナさん。セナさんはこれまでにもR2-D2やディズニー映画「WALL-E」に登場するロボット「WALL-E」を自作してきたそうです。セナさんは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開される以前の、作品発表の際にBB-8を見て、自作を決意したとのこと。

BB-8のヘッドパーツは3Dプリンタで制作。高精度の3Dデータを持っている人からデータをもらうことができたそうです。

ボールの部分は、透明なポリカーボネート製の球体を使って再現しているとのこと。

さらに塗装を施したのがこの完成版。本当に映画に登場しても不思議でないクオリティの高さに脱帽です。

クオリティの秘訣は、使い古された感じを塗装などで再現する「ウェザリング」の技術。まるで本当に荒野の星で使われ続けてきたかのような雰囲気をかもし出していました。

上記のムービーにも登場していますが、映画のワンシーンのように実際に動き回れるBB-8のレプリカも作成されています。内部にジャイロを内蔵して安定させているようですが、実際にこのようなものを作ってしまうクリエイティブさに驚かされる光景です。

How the BB-8 Sphero Toy Works - YouTube