「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督に密着取材した135分のドキュメンタリー「The Director and the Jedi」予告編が公開中

「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」の制作風景を収めたドキュメンタリー映像「The Director and the Jedi」の予告編が公開されています。この作品は、イギリスのパインウッド・スタジオやアイルランドのシュケリッグ・ヴィヒルなどで行われた撮影風景を、ライアン・ジョンソン監督に密着しながらまとめた内容となっていて、全編135分というボリュームたっぷりのドキュメンタリー作品になっています。

Star Wars: The Last Jedi | The Director and the Jedi - YouTube


食べちゃいたいくらいかわいいと評判だったポーグですが、よく見ると電池BOXがつながっています。

断崖絶壁でライトセーバーを振るうレイ役のデイジー・リドリーを、崖っぷちぎりぎりに立つスタッフたちが撮影しています。

ミレニアム・ファルコン号の中で、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーをチューバッカが抱きしめています。なお、この「最後のジェダイ」が彼女の遺作となりました。

イギリスで開催された完成披露パーティーの席で、ライアン・ジョンソン監督は「みんなを怒らせたくはないのですが……スター・ウォーズの映画が完成しました」と発表しています。

その撮影現場でジョンソン監督が「アクション！」と力強く叫ぶと……

グリーンバックのスタジオで、遠隔操作によって火薬が派手に爆発します。ジョンソン監督は「最後のジェダイ」の監督を務めるにあたって、「可能な限り最もパワフルな『スター・ウォーズ』に仕上げよう」という1つの目標を設定していたとのこと。

リハーサルでリドリーと殺陣を演じるのは、エピソード4～6でルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルで、「最後のジェダイ」では再びルーク役で出演したことで話題になりました。

ファッファッファと高らかにヨーダが笑い……

ジョンソン監督も一緒に笑顔を浮かべます。

カイロ・レンの使用する十字型ライトセーバーが暗闇の中で光っています。

箸のような2本の短い棒を、ライトセーバーの戦いを再現するようにぶつけあうジョンソン監督。

殺陣を練習するリドリーを、ジョンソン監督は念入りに指導しています。

一方で、アダム・ドライバーはカイロ・レンの衣装に身を包み、スタジオの片隅で飛び跳ねています。

監督がスタントマンに落ち方を、体のひねり方や落ちる勢いなども含めて細かく指示するところ。

「私は監督を信じる。信じなければいけない」とルークを演じるハミルが語ります。

「今日はルーク・スカイウォーカーを撮影するには絶好の日和だね」と語るジョンソン監督の背後には、アイルランドの草原と澄み切った青空が広がっています。

そして、森の中には実物大のミレニアム・ファルコン号の模型が組み立てられています。

以下の爆発シーンではすべてをCGで描写しているのではなく、がれきに固定されたワイヤーをひっぱるというアナログな方法も用いて撮影されていることが分かります。

ミレニアム・ファルコン号の操縦席に座るチューバッカとポーグ。カメラに映らないようにグリーンバックと同色の衣装に身を包んだスタッフが、ポーグを動かしています。

ムービーの最後には、ジョンソン監督がハミルに「いいだろう？気に入ってくれたかい？」と尋ね、それに対してハミルが「パワフルだ、好きだよ」と答える場面がありました。

なお、このドキュメンタリー「The Director and the Jedi」は2018年3月に開催されたサウス・バイ・サウスウエストで上映されたとのことですが、日本では2018年4月25日に発売される「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」のMovieNEXに「完成までの軌跡」という題名で特典として収録されるとのこと。「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」のMovieNEXはAmazon.co.jpで予約が可能です。

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