巨大なあぶりマシュマロをチョコレートとクッキーで挟んだスモアの最終形態「ウルティメイト スモア」を食べてきました

「最も優れた発明品25」に選ばれたハイブリッドスイーツ「クロナッツ」を開発したニューヨークの「DOMINIQUE ANSEL BAKERY(ドミニクアンセルベーカリー)」は2015年に東京・表参道に初出店を果たしましたが、2016年1月2日から2月14日までの期間限定で、「究極のスモア」を扱うポップアップショップを渋谷でオープンしています。表参道店では食べられない、巨大マシュマロをクッキーとチョコレートで挟み込んだ「ウルティメイト スモア」などが食べられるとのことなので、実際にお店に行ってきました。
POP UP SHOP | DOMINIQUE ANSEL BAKERY JAPAN
http://dominiqueanseljapan.com/pop-up-shop
「DOMINIQUE ANSEL POP UP(ドミニクアンセル ポップアップ)」があるのは、渋谷モディ1F。住所は東京都渋谷区神南1-21-3です。

建物の入り口に「DOMINIQUE ANSEL POP UP」の文字を発見。

お店に入ってみると中はこんな感じ。

レジにはお店で取り扱われているメニューが並んでいました。ということで、さっそく注文を済ませます。

調理はレジの奥で行われており、究極のスモアを作っている様子をまじまじと見られるようになっています。

実際にバーナーであぶりながら究極のスモアを作っている様子は以下のムービーから確認できます。
ドミニクアンセルベーカリーの究極のスモア「ウルティメイト スモア」製作風景 - YouTube
巨大なマシュマロをバーナーであぶると表面がとろりと溶けていくのが分かります。

マシュマロの上に板チョコをのせて……

さらにスペキュラースというクッキーではさみます。

店内には小さなテーブルやカウンターがあり、イスはありませんが、その場で商品を食べられるようになっています。

カウンターの下にはまきが積み上げられ、炎の映像も流れており、ロッジのような雰囲気。

究極のスモアの他にも、DOMINIQUE ANSEL POP UP限定の商品があったので購入してみました。

これが「ウルティメイト スモア(800円)」。ファストフード店のハンバーガーのように箱に入っています。

iPhone 5と比較すると高さはこのくらい。

直径はiPhone 5よりも少し小さいくらいでした。

ウルティメイト スモアを食べる時は、まるでハンバーガーを持つかのようにわしっとつかみます。

あぶられたマシュマロがとろりと溶けているのはもちろんのこと、マシュマロの上にのせられた板チョコも、マシュマロの熱ですでに溶け始めていました。

「割って食べよう」と思い、クッキーを割ってみると溶けたマシュマロがとろりと伸びていきます……が、とろとろになっているのは外側だけで、真ん中のほうはもちもちの状態なので、うまく割れずに断念。

ということで、がぶりとかぶりついてみると、とろりと溶けたマシュマロの甘さで口の中がいっぱいに。はちみつが入っているという巨大マシュマロ&チョコ&クッキーの組み合わせは「甘い!!!」と叫んでしまいそうなほどの暴力的な甘さで、チョコレートの苦みやコクも感じられますが、とにかく甘いので、その存在感はささやかです。

食べるのが難しく、どんどん崩壊していきます。クッキーは「ロータス オリジナル カラメルビスケット」のような感じで、ほんのりシナモンの香り。塩の芸術品と呼ばれる「マルドン・シーソルト」が振りかけられているので、甘さの中にほんの少しアクセントがありました。

マシュマロの下には洋酒のきいたガナッシュとチョコレートライスパフが敷かれています。食べ進めているとさまざまな素材が組み合わされた味の複雑さを感じますが、とにかく巨大マシュマロの存在感がすさまじいので、「大の甘党」という人以外はお店で200円で販売されているホットコーヒーと一緒に食べるのがオススメです。

なお、店内ではお水がセルフサービスとなっています。

また、クッキーの上にマシュマロをのせてあぶった「スモア クッキー(450円)」も販売されています。

クッキーはシナモンの香りがよく、中にはごろごろとチョコレートが入っています。ウルティメイト スモアよりも焦げ目のほろ苦さがよく感じられ、全体的にバランスが取れている印象でした。

あぶりマシュマロの上にクッキーがささった「スモア ブラウニー(700円)」も提供されています。

ブラウニー全体はしっかり甘いチョコレート味で、その中にチョコレートの粒がごろごろ入っているという、チョコレート好きならたまらない仕上がり。これもマシュマロにつけられた焼き目の香ばしさがよく感じられ、シナモンの香りがするスペキュラースクッキーの、サクサクとした食感も楽しめました。

最後は「ホットチョコレート(500円)」。瓶には袋のようなものがついています。

袋の中には小さなマシュマロが入っていました。

これをホットチョコレートの中に入れ……

飲んでみます。「これまでのスモアの甘さからいって、きっと甘いのだろうな」と思って飲んでみたところ、口当たりはまろやか&クリーミーなのですが、どちらかというとビター風味。ほんのり洋酒っぽい雰囲気を感じたのですが、お酒は使われておらず、フランス産ヴァローナチョコレートの風味だそうです。中にいれたマシュマロがほんのり甘いのがビターなホットチョコレートのアクセントになっていて、寒い時にゆっくり飲みたい感じ。

なお、店内には持ち帰りできる商品もありました。

ウルティメイト スモアをおうちでDIYできる「スモア キット(1500円)」や……

巨大マシュマロ(1000円)。

「スモア シリアル(950円)」など。

ということで、スモア シリアルと「ペンギン マシュマロ(600円)」を持ち帰ってみました。

まずはスモア シリアルの缶を開けてみます。

中には袋詰めのチョコレート。

「シリアルというからには牛乳をかけねば」と思い、お皿に盛ってミルクを注ぎます。

食べてみたところ、内容物はチョコレートでコーティングされたライスパフ、シナモン風味のスペキュラースクッキー。スペキュラスクッキーはミルクとよくあっており、全体的によりまろやかになった味わいが楽しめますが、ミルクをかけずにそのまま食べてもよさそうでした。

マシュマロはシナモン味。お店で食べたマシュマロを想像していたのですが、食感はハイチュウのようにかみ応えがあるもの。これもミルクをかけてもかけなくても大丈夫そうです。

また、ペンギン マシュマロはこんな感じ。ふわふわで、土台のところはホワイトチョコレートになっていました。

後ろ姿。食べるのがもったいないくらいですが、甘くてふわふわのマシュマロなので、賞味期限が切れる前に一思いに食べてしまいたいところです。

なお、DOMINIQUE ANSEL POP UPは2月14日の期間限定店舗となっています。
・関連記事
生チョコをスライスチーズみたいなシート状にした「スライス生チョコレート」を使ってアレコレ作ってみた - GIGAZINE
ブラックサンダーの「義理チョコショップ」で高級感漂う「生ブラックサンダー2016」などを買って食べてみました - GIGAZINE
明治製菓の「56種類のチョコレート」を命がけで全部食べてみた~前編~ - GIGAZINE
人々がチョコレートとカフェインを大好きになるまでのわかりやすい歴史 - GIGAZINE
食べ物・飲み物・あらゆるものがチョコまみれのチョコレート専門レストラン「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」に行ってきました - GIGAZINE
揚げたてフライドポテト×2色チョコソースが中毒性高めの「マックチョコポテト」先行試食レビュー - GIGAZINE
・関連コンテンツ