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フランス原子力庁がスパコン用ストレージとして「最も優れている」と評価・採用したのはSeagateのHDD


フランス国内の軍需・民需を問わずに原子力の開発応用を推進する政府機関「Commissariat à l’énergie atomique et aux énergies alternatives(CEA)」が、新しいスーパーパソコン用のストレージとして、Seagateの「ClusterStor L300」を導入すると発表しました。

CEA (French Alternative Energies and Atomic Energy Commission) Implements Seagate ClusterStor High Performance Storage | Business Wire
http://www.businesswire.com/news/home/20160114005037/en/CEA-French-Alternative-Energies-Atomic-Energy-Commission

The CEA agency and Atos team up to deliver an exaflop supercomputer by the year 2020
http://primeurmagazine.com/live/LV-PL-07-15-4.html

国内のほとんどの電力を原子力発電でまかなっている原子力大国のフランスで原子力の開発を推進するCEAは、1945年10月にド・ゴール将軍(当時)によって設立された公的機関で、軍需・民需を問わず原子力に関する研究開発を支援しています。

CEAは現在、スーパーコンピューターのワークロードを処理するために「Global Storage 1000(GS1K)」というサーバーを用いていますが、このプラットフォームを拡張して性能を高めるために、Seagateのデータストレージ管理プラットフォーム「(PDFファイル)ClusterStor L300」を導入すると発表しました。


CEAによると、数あるストレージプラットフォームのデータ記録密度や電力要件などのパフォーマンスを比較したところ、SeagateのClusterStorシリーズが最も優れていると判断したとのこと。ClusterStor L300はすでに提供が始められており、200GB/s以上のスループットを実現し、6PB(6000TB)のストレージ容量を持つそうです。

Seagateのケン・クラフィー副社長兼ゼネラルマネージャーは、「新たに世界トップ10に仲間入りしたスーパーコンピューターのうち4台をSeagateがサポートしています。CEAの選択は、当社のストレージが最高のパフォーマンスを持つこととエンジニアリングソリューションにおけるリーダー的地位を象徴するものです」と述べています。

CEAはAtos SEと共同で、2020年までにエクサフロップクラスの超高性能スーパーコンピューターを開発する計画です。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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