笑うアザラシやビックリ顔のフクロウなど、野生動物のユニークな姿を収めた写真コンテスト「Comedy Wildlife Photography Awards」受賞作発表

野生動物のおもしろい表情や姿をとらえた写真コンテスト「Comedy Wildlife Photography Awards」の2015年受賞作品が発表されました。表情豊かな野生動物の写真が合計で1500点以上集まった中から、野生動物専門のプロ写真家たちが選出した入賞3作品と最終候補作10作品が公開されています。

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http://comedywildlifephoto.com/

・優勝作「ラッシュ・アワー」
ハムスターが頬袋をパンパンに膨らませて草むらをダッシュ。エサを手に入れて、どこかへ安全な場所へ隠しに行くところなのかもしれません。

・銀賞「僕のことが見えないでしょ？」
顔が草まみれになり自分の姿をカモフラージュしているヘラジカですが、大きな角が丸見え。草のスキマから口元がちらりと見えて、いたずらっぽく笑っているかのようです。

・銅賞「あとちょっとで取れそうなのに」
まるで人間のような表情としぐさのゴリラ。

・最終候補作
武闘家のようなキリッとした立ち姿のベローシファカ。今にも技を繰り出してきそうです。ベローシファカはサルの一種で、マダガスカル島にのみ生息しています。

羽ばたく鳥を背後から撮影。カメラの方を意識しているのか、後ろを振り返っている様子がキュートです。

木の幹に空いた「うろ」の中からこちらをじっと見つめてくるフクロウたち。一番下のフクロウは少し驚いたような表情をしています。

おなかを抱えて笑っているアザラシ。

カバの背中に数羽の鳥が乗っていて、カバは迷惑そうな表情です。

今にも飛ぼうとしているフクロウと、遠くを見つめるフクロウ。

2匹のサルが抱き合ったまま同じ方向を向いています。2匹でタンゴを踊っているのか、あるいはケンカが途中で中断したようにも見えます。

海外の受賞者が多い中、頭をぽりぽりかいているジリスの写真は、日本人の写真家・増田弓弦さんが撮影したもの。

忍者のように空を飛ぶリス。

草むらで獲物を見つけたのか、頭から飛び込むチーター。逆立ちしているような姿は非常に躍動感があります。