エヴァ新幹線ケーキや真っ黒な使徒カレーを「500 TYPE EVA Cafe」で食べてみました
山陽新幹線の全線開業40周年とエヴァンゲリオンTV放送開始20周年を記念した新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクトの一環で、博多駅新幹線乗り場の「カフェ・エスタシオン博多」が期間限定でエヴァ新幹線仕様の「500 TYPE EVA Cafe」として営業しています。500 TYPE EVAの形のケーキや真っ黒な使徒カレーがあるとのことで、実際にお店に行ってみました。
博多駅「500 TYPE EVA Cafe」のオリジナルメニューについて:JR西日本
https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/11/page_7880.html
博多駅の新幹線2階コンコースで、異様な雰囲気を放つカフェを発見。
カフェの正体は、エヴァ初号機デザインの新幹線「500 TYPE EVA」が新大阪-博多間で運行するプロジェクトの一環として、カフェの内装やメニューが期間限定で500 TYPE EVA仕様の「500 TYPE EVA Cafe」に変身したものでした。
入り口ではカヲル君&レイがお出迎え。
店内はこんな感じで、4人掛けのテーブル席と、壁際にカウンター席が並んでいます。
禁煙席と喫煙席を隔てる透明の壁に、500 TYPE EVAのラッピングが施されています。
この500 TYPE EVAはお店の外からも目立つ位置にあり、通りがかりの人が足を止めて二度見するほど強烈なインパクトを放っています。
新幹線車両「500 TYPE EVA」の模型の展示もあり。
「エヴァンゲリオン駅弁」の入れ物は、中にお弁当を詰める都合上、胴体が丸っこい形をしていますが、この模型は500 TYPE EVAの車体をそのまま再現した流線型のフォルムです。
店内の壁には、ジグソーパズルのレイと……
アスカもいました。
席に着いてメニューを見てみると、カフェ・エスタシオン博多の通常メニューに加えて、500 TYPE EVAのオリジナルメニューを発見。
さっそくコラボメニューをいくつか注文してみました。「500 TYPE EVAサイダー」(税込600円)は、抹茶・いちご・レモン・マンゴーの4種類のゼリーを使ってエヴァンゲリオンをイメージしたドリンク。
500 TYPE EVAメニューのドリンクを注文すると、劇中のEMERGENCYマークのような六角形のコースターに、500 TYPE EVAのロゴとJRの線路のデザインが描かれた限定のコースターをゲットできます。
コップにも500 TYPE EVA Cafeのロゴマーク入り。
4種類のゼリーがコップの上から下までみっちり詰まっています。
ドリンクはやや茶色っぽいのでジンジャーエールなのかな?と思いつつ一口飲んでみると、見た目に反してショウガの味は感じられず、いたって普通の甘口サイダーでした。炭酸が強めなので口の中がシュワシュワと爽やかな心地になります。
ゼリーは緑・赤・透明の3色が入っていました。抹茶やいちごの味はあまり感じられませんでしたが、ゼリーの周りに炭酸の泡がシュワシュワとまとわりついており、暖房の効いた店内で涼しげな気分に。
「500 TYPE EVAスイーツセット」(税込1000円)は、抹茶アイスと500 TYPE EVAの車体をイメージしたケーキのセットプレート。
ケーキは福岡市西新のスイーツ店「ストロベリーフィールズ」が制作したものだそうです。
ドリンクのコップと同様に、お皿も500 TYPE EVA Cafeの特別仕様。
500 TYPE EVAの車両先頭部を再現したケーキは、紫いもペーストや抹茶クリームを使って、初号機のカラーリングを表現しています。
フロントガラスとヘッドライトはチョコレートで表現してあります。
車体側面の模様もチョコレートで再現。
フォークでカットしてみると、中身はしっとりとしたチョコケーキでした。
一口食べてみると、紫いもの存在感が圧倒的に強く、チョコやクリームの味を完全にかき消すほど強いほっくりとしたイモの風味を存分に味わえます。見た目だけではなく味もかなり本格的な作りとなっています。
抹茶クリームは薄めに塗ってあったためか、抹茶の風味はほとんど感じられませんでした。
チョコプレートは、チョコの甘さと苦さのバランスがよく、ケーキのほどよいアクセントになっています。
ケーキに添えてある抹茶アイスも食べてみます。
こちらは抹茶の苦味と濃厚なアイスが合わさった、オーソドックスな抹茶アイスといった感じ。
続いて注文したのは「500 TYPE EVAカレー【使徒カレー】」(税込1200円)。
ゆず胡椒と有明産の海苔をブレンドした黒いカレーと、白ご飯、黒オリーブを使い、第3の使徒・サキエルを表現。
お皿には使徒襲来を告げる真っ赤なEMERGENCYマーク。
白ご飯のサキエルが、じーっとこちらを見つめてきます。
真っ黒なカレーでサキエルの体を表現。
福神漬けは使徒のコアを表しているようですが、コアを外に丸出しだと即行で倒されてしまいそうです……。
というわけでさっそく使徒を倒すべく、スプーンをぐさーっとサキエルの頭に突き刺して……
もぐもぐ。海苔を混ぜることでカレーがドロリと濃厚になっていて、食感は家で作って一晩寝かせたカレーのようなドロドロ感。カレーに含まれるスパイスとゆず胡椒のピリッとした辛さのバランスもいい感じです。
カレー単体で食べるとかなり辛く、ご飯が必須でした。
使徒カレーは持ち帰り用に購入することも可能です、価格はカレー単品だと税込1200円、コースター付きのドリンクセットは税込1500円です。
なお、500 TYPE EVA Cafeは、500 TYPE EVAが新大阪-博多間を運行する平成29年3月まで営業予定です。
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