暗黒面落ちしなかったのが奇跡に思えるくらいルーク・スカイウォーカーは殺しまくっていた

映画「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード4・5・6に登場したルーク・スカイウォーカーは、ダークサイドに転向したアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラ元老院議員の息子であり、ダース・シディアスが建国した銀河帝国を打倒した、いわば銀河を救った正義の使者のような人物です。しかしながら、ルークが映画内で殺した人やクリーチャーの数を数えたムービーを見ると、ダークサイドに落ちてもおかしくないほど殺していることがわかり、父親のダース・ベイダーもびっくりの内容になっています。

LUKE SKYWALKER Movie Kill Count Supercut - YouTube

ヨーダからフォースの修行を受けているルーク。

ヨーダが「フォースを通じて物事を見るのじゃ。離れた場所を。未来を。過去を。昔の古い友人たちを」とルークに語りかけます。

目をつぶり、集中力を高めて過去と未来を見るルーク。

ここからキルカウントのスタート。

まずは「スター・ウォーズ エピソード4」からです。初代デス・スター内でストーム・トルーパーに変装したルークが……

ブラスターで帝国軍の兵士を撃ち殺します。

2人目もブラスターで殺害。

乱戦の中でもう1人を倒し、ここでは3人を殺しました。

次の殺しも同じくデススター内での攻防から。

レイア姫をかばいながらも1人を殺害。

ルークは必死になって撃ちまくります。

5人……

6人とキルカウントはどんどん増えていきます。

怒りに打ち震えるルーク。

結局、デススターでは8人を殺しました。

場所を移して、ここはミレニアム・ファルコンの中。

巧みな操作で迫り来るTIEファイターを撃破。

「やったぜ！」と叫ぶルーク。

帝国軍のTIEファイターはなすすべなくルークにやられていきます。

TIEファイターを撃破するたびにルークは歓喜の表情を見せます。

ミレニアム・ファルコンとTIEファイターの戦いで、キルカウントは10に増えました。

エピソード4の終盤に訪れるシーンで、Xウィングに乗り込んだルークは意気揚々としています。

デススターにチュンチュンとブラスターを撃ち込み……

デススターの中にいた2人が死亡。

TIEファイターをロックオン。

気合の一撃を放ちます。

TIEがチュドーンと爆発しました。

ニヤリとほほえむルーク。

ルークが次に放ったプロトン魚雷は……

超物質反応炉に通じる換気ダクトに吸い込まれます。

心配そうに見守るレイア姫。

ルークがデススターを離れると……

デススターが大爆発して、キルカウントは一気に36万8904人に到達。映画史に残る大量殺戮の瞬間でした。なお、映画内の時代の初代デススターには約170万人の帝国軍が常駐していたとされており、もしかするとルークが爆破したことで死亡した帝国軍の数は170万人以上だったのかもしれません。

続いてはエピソード5のホスの戦いからの1シーン。ワイヤーでAT-ATの下腹部に張り付いて……

ライトセーバーでハッチをこじあけ、中に爆弾を放り込みます。

AT-ATを撃破したことで40キル以上が加算されます。

ジャバ・ザ・ハットからハン・ソロを救出するときに巨大なクリーチャーを倒してプラス1キル。

この頃には、ルークはたくましいジェダイの騎士に成長しています。

ジャバ・ザ・ハットが率いる敵たちをライトセーバーでなぎ倒していくルーク。

突き落とされた敵は……

飲み込んだ獲物を1000年以上かけて消化するサルラックに食べられてしまいました。

その後もルークは次々に敵を倒していきます。

最後は人やクリーチャーが約500人乗った船ごと爆破。

ルークの活躍っぷりにはヨーダもびっくりです。

舞台は森の惑星エンドア。

スピーダーバイクでストームトルゥーパーを狙い撃ち。

そのまま大爆発。

スピーダーバイクから振り落とされたルークでしたが……

ものすごい速さで飛んでいくスピーダーバイクをライトセーバーでばっさり。

これがルークの最後の殺人となりました。

悪夢のような修行から目を覚ましたルーク。

自分が過去と未来で36万9470人も殺すのを見てしまったルークは、あまりのショックからか倒れてしまいます。

「見えました。彼らは苦しんでいます」

なぜかヨーダは「アーハッハッハッ」と笑いとばします。

涙をうっすらと浮かべるルークは何か言いかけますが、そっと口を閉じるのでした。

ルークの父親であり、ダークサイドに落ちてしまったダース・ベイダーがシリーズ全6エピソードを通して殺した数は全部で60人。ルークは、わずか3つのエピソードで父親の約6000倍もの人数を倒したことになります。なお、キルカウントにドロイドは含まれていないようです。