「ゾンビがうようよする世界でどうやって生き抜くのか？」を指南するムービー

「備えあれば憂いなし」ということわざにあるとおり、何事も万一の可能性を想定して準備・対策を練っておくことが大切です。「もしもゾンビがあふれかえる世界が訪れたら……」という、万が一にもありえなさそうな憂いに対するサバイバル術について解説するムービー「How To Survive the Zombie Apocalypse」は、ゾンビ対策はもちろん、災害対策にも役立ちそうな内容になっています。

How To Survive the Zombie Apocalypse - EPIC HOW TO - YouTube

インターネットには「ゾンビから逃れるにはどうしたらよいのか？」について教えを請う声が多数あります。というわけで、いかにしてゾンビがうようよする世界を生き抜くのかを指南していきましょう。

ゾンビの世界を生き抜くためには何はともあれ健康であることが重要です。

日々、体を鍛えてシェイプアップに努めていれば、ゾンビたちから逃げおおせます。

町中の至る所にゾンビがうようよ、という状態であれば、すでに自宅は「陥落」している可能性が大。

そんな場合に備えて、家族の間で自宅から正反対の方向に離れた2つの異なる緊急避難場所をあらかじめ決めておくのが大切です。

緊急場所から互いの安否を確かめましょう。

ゾンビに立ち向かうときに頼もしいのは知り合いのみ。

見知らぬ他人を信じてはダメ。

ここでゾンビ世界で生き抜く究極のツールを紹介します。

まずは「水」。1日に1ガロン(約4リットル)の水が必要になることは覚えておくべき。

食べ物としては缶詰やシリアルなどの保存食も大切です。

他にもナイフ、乾電池、懐中電灯、テープ、バッテリー内蔵のラジオなども重宝します。

とはいえ、物資を調達する必要はあるもの。すでに放棄した自宅だけでなく……

ガソリンスタンド、軍の補給庫、アウトドアショップなどが有力な調達先になります。

林の中に物を求めることもあるかもしれません。

そんなときは、必ずマーキングしながら進んでいく必要があります。

ただし、林になる果実は毒されている恐れがあるので食べるのは避けるべきです。

水がなくなった場合でも慌ててはいけません。人間は数日間、水を飲まなくても生きられます。

空になったビンやボトルを屋上において、雨水を集めましょう。

寒い地域の場合、雪や氷でもOKです。

また、ウォータータンクやトイレにも水があることを覚えておくべき。

トイレはもちろんタンクの方を使いましょう。

水を浄化するにはどうすればよいのでしょうか？

簡単なのは加熱すること。1分間、煮立たせればOKです。

火がないときはどうするのか？

非常時には漂白剤で水を浄化できることは覚えておきましょう。水1ガロン(約4リットル)あたり、8滴の漂白剤を入れれば十分です。

よく混ぜて、30分置いておけば浄化完了です。

ゾンビはそこら中にいるはず。避難場所を安全にする仕掛けも大切。

入り口とは反対側の窓から外に逃げ出せるように心がけておきましょう。

避難場所としてはダムや浄水施設、発電所、役所の建物などに逃げ込めれば理想的。

ただし、あまりにも遠くに行ったり長い時間探し回ったりすると、ゾンビに捕まる恐れがあるので注意しましょう。

なお、ショッピングモールは避けるべき。ショッピングモールには多数の人がいるので、ゾンビに殺されてゾンビ化する人は瞬く間に増えるため、危険だからです。

ゾンビに備えて武装することも重要です。

ゾンビのかみつき攻撃を防ぐためには、革のジャケット、ケブラー製の服、ブーツなどのライダー用のスタイルが有効です。

バイクで逃げるのももちろん有効。

ゾンビに出くわした場合は……

基本的には逃げるべき。

なお、研究によってゾンビの脳の特性が明らかになっています。

ゾンビは記憶を司る部位が機能低下を起こしているので、すぐに忘れてしまいます。だから、逃げたとしてもすぐに忘れもらえるのでOKというわけです。

さらに、視覚などの認知能力に難があります。

この特性につけ込んで、ゾンビに変装してゾンビに紛れるというのもアリ。

逃げるが勝ちですが、ゾンビとの戦いを避けられないという場面もあるはず。

そんな場合には、刀や金属バットなどの武器が銃よりもオススメ。

迫り来るゾンビをガンガン、打ち倒しましょう。

なお、ゲームなどでよくある銃による攻撃はオススメできません。

戦闘状態で弾が命中する確率はたったの25％だからです。