Googleが新「Chromecast」と音楽ストリーミングデバイス「Chromecast Audio」を発表

Googleが小型のメディアストリーミング端末「Chromecast」の最新バージョンと、スピーカーに挿して使用する音楽ストリーミングデバイスの「Chromecast Audio」を発表しました。

Google Press Event 9/29/15 - YouTube


Nexus 5XやNexus 6P、Android 6.0 Mashmallowの話の後は、Chromecastについて。

Chromecastの仕組みについて、まずはおさらい。Chromecastの仕組みは、スマートフォンやタブレット端末からアプリを起動し、入力された命令がChromecastに送信されます。なお、Chromecastの販売台数は約2000万台を突破。

Chromecastのアプリの数は急増中。ShowtimeやSling TV、NBA、NHLといったチャンネルが数週間以内に登場予定です。

そしてChromecastの最新バージョンが発表されました。

前モデルから大幅にデザインが変更され、丸みを帯びた形でHDMIケーブルがちょこっとでています。

色も黒だけでなく、コーラルや……

レモネードといった色も登場。

実物を出してきました。

大きさは非常にコンパクト。

テレビに取り付けたところを見ると、前モデルよりも省スペース化しているのがわかります。

Wi-Fiアンテナがパワーアップし、5GHzのサポート開始。

受信感度グラフをみると新型Chromecastは競合製品よりも受信感度が圧倒的に高くなっています。

Love it a lot, with Chromecast - YouTube


ただ、9月30日(水)11時時点では「このアイテムはお住まいの国ではご利用いただけません」と表示され、日本からの購入はできませんでした。

Chromecast - 1,080P - Google - Chromecast - Google ストア
https://store.google.com/product/chromecast_2015

新型Chromecastに続いて、全く新しいデバイスとなる「Chromecast Audio」が発表されました。

Chromecast Audioはスピーカーに差し込んで、モバイル端末のアプリからWi-Fi経由で音楽をストリーム再生するデバイス。

デモを後ほど行うとのこと。

Chromecast Audioも黄、黒、赤の3色展開です。

Chromecastのデモを行う前にRishi Chandraさんが、一新されたChromecastのアプリについて説明を行います。

アプリはデザインに変更が加えられ、アプリを開くとYouTubeやNetflix、Huluといったパートナーアプリで人気があるコンテンツを表示してくれます。

表示される人気コンテンツは、スマートフォンにインストールされているアプリからのみ。

過去に再生したコンテンツを簡単に探せるプレイバック機能が追加されました。

また、音声検索にも対応。

ChromecastアプリのアップデートはAndroid・iOS共に数週間後に配布予定とのことです。

新機能のFast Play

Fast Playはユーザーがアプリを開いたときに、ユーザーが見るであろうコンテンツを予測してバックグラウンドで先にストリーミングしておく機能。

Fast Playの方がコンテンツを早く見られるというわけ。

Fast Playを使っている右側の端末の方が待ち時間なしに数分早く再生されているのがわかります。

Chromecastでゲームをプレイできます。

スマートフォンでゲームをプレイ可能。

大画面でプレイできます。

2つの端末を使い、1つはゲーム画面、1つはコントローラーに

その他のゲーム

Chromecastは35ドル(約4200円)、17カ国で展開。

Chromecast Audioの話へ。

Chromecast AudioはPandora、iHeartRadio、Google Play Music、Tune in Radioに対応。

アプリを開いてChromecast Audioに接続して、スピーカーやテレビでストリーミング再生が可能になります。

スマートフォンから音楽の操作もできるとのこと。

そして、SpotifyがChromecastに本日から対応したことが発表されました。

Chromecast Audioは35ドル(約4200円)、17カ国で販売予定となっています。

・つづき
Googleが新タブレット「Pixel C」発表、脱着キーボードは別売り - GIGAZINE