Android Mはバッテリー2倍・どちらからでもさせるUSB Type-Cに対応・コピペはもっと簡単に
本日未明に行われたGoogleの開発者向けイベント「Google I/O 2015」で、次期Android OS「Android M」の新機能が続々と明らかになりました。指紋認証機能以外の新機能はこんな感じ。
Android Mの新機能は大きく6つ。
スマートフォンのアクティビティを最適化。ON/OFFの状態をより正確に制御することで……
Android Mではなんとスタンバイ時の電池持ちが最大2倍に伸びるとのこと。
パワーマネジメント性能を向上させる新しい設計デザイン「Android Doze」は以下のムービーで確認できます。
CNET News - Android Doze helps handsets get smarter with battery power - YouTube
新しいフォームファクタとして「USB Type-C」に対応。
Type-Cの利点は以下のムービーで確認できます。
CNET News - USB Type-C to power Android M - YouTube
USB Type-Cは高速転送が可能なだけでなく、上下リバーシブルな仕様。これでUSBケーブルを挿すときに上下を間違えるということはなくなります。
USB Type-Cケーブルを接続した際には「充電」「ほかのデバイスに給電」「ファイル転送」「写真転送」「MIDI(MIDIインプット)」が選択可能
Android Mではテキストの選択、コピー、カットの表示がより簡単になります。
気に入ったコンテンツをダイレクトに友人とシェアする機能「Direct Share」も搭載。
音量調節もよりシンプルに行えるようになります。
これらの新機能以外にもAndroid MにはアプリのデータをGoogleドライブに自動でバックアップしてくれる「Auto Backup for Apps」や、ダークカラーのイメージが追加されます。
なお、Android Mの開発者プレビュー版は以下のページでダウンロード可能になっており、Nexus 5、Nexus 6、Nexus 9、Nexus PlayerがAndroid Mをサポート予定なのがよく分かります。
Downloads | Android Developers
https://developer.android.com/preview/download.html
Android OSにはバージョンごとにお菓子の愛称が用いられるのが慣例ですが、Android Mの「M」が何を示すのかは謎のまま。Google社内のコードネームは「Macadamia Nut Cookie(マカダミアナッツクッキー)」と呼ばれているとされるAndroid Mは、正式名称として「Muffins(マフィン)」や「Marshmallow(マシュマロ)」が候補に挙げられています。
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