生き物

自分が「あと何年生きられるのか?」を実感できるグラフ

By Justin Day

2014年の日本人の平均寿命は、女性が86.83歳、男性80.50歳であったことが厚生労働省の調査で判明しています。この記録は男女ともに過去最高の記録で、女性は3年連続世界一、男性も世界で3位という非常に優れた成績をおさめており、改めて日本が世界的にみても長寿国であることが証明されました。そんな長寿国に生まれた日本人にもいつかは死が訪れるものですが、自身の性別や年齢を入力すれば「あと何年生きられるのか?」を自動で算出してパーセンテージで表示してくれるグラフが公開されています。

Years You Have Left to Live, Probably | FlowingData
http://flowingdata.com/2015/09/23/years-you-have-left-to-live-probably/

上記リンクへ飛ぶと、ページ中段に表示されているのが「あと何年生きられるのか?」を実感できるグラフ。グラフの横軸が年齢、縦軸がその年齢まで生きる確率を示しています。


使い方は簡単で、グラフ上部の「female」をクリックし、女性なら「female」、男性なら「male」を選択して……


「27」という数字の下にあるスライドバーを左右に動かして自分の年齢にセットするだけでOK。


するとグラフ上を黒い点が走り出して……


途中でこんな具合にポトリと落ちます。この落ちた地点が「寿命」を示しており……


グラフ上をいくつもの黒い点が走っては落ちてを繰り返すことで、グラフの下には「Probabilities For Years Left to Live(あと何年生きられるか、の確率)」が自動で算出されていきます。例えば以下の画像は27歳女性の場合のデータで、0~9年後までに死ぬ確率は0%、10~19年後までに死ぬ確率は1%、20~29年後までに死ぬ確率は4%、30~39年後までに死ぬ確率は7%、40~49年後までに死ぬ確率は13%で、残りの75%は50年以上寿命が存在するというわけです。


この「Probabilities For Years Left to Live」部分は、性別と年齢をセットしてから少しずつデータが増えていく形になっているので、「あと何年生きられるのか?」を早く知りたい場合は、グラフ右上にある「SLOW/FAST」の「FAST」をクリック。


また、グラフには「Beer, gimme(飲酒解禁年齢)」や「YOU ARE HERE(自分が入力した年齢)」などのデータも記されています。


このグラフはアメリカ社会保障局が公開しているデータを基に作成されたもので、さまざまな死因を盛り込むことで統計的に「あと何年生きられるのか?」をざっくり算出しています。

なお、アメリカ疾病予防管理センターが公開しているアメリカ人の平均寿命データによると、女性の平均寿命は81歳と2か月、男性の平均寿命は76歳と5か月で、日本人の平均寿命と比べると女性は5歳、男性は6歳少ないくらいになっています。

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in 生き物, Posted by logu_ii

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