とんこつスープとカレーが融合した奇跡のカレーを博多伽哩食堂で食べてきた
福岡県の博多といえば、水炊き・モツ鍋・とんこつラーメンなどなどグルメの宝庫ですが、そんな中で一風変わったカレーを提供している「博多伽哩食堂」があります。同店舗のカレーは、何と全て博多とんこつスープがベースになっており、とんこつラーメンのトッピングとして有名な紅ショウガや高菜と一緒に食べてもOKと、これまで食べたことのない味わいが楽しめそうだったので実際にどんなカレーなのか味わってきました。
ホークスタウンモール 博多伽哩食堂
http://www.hawkstown.com/mall/shop/109.html
博多伽哩食堂は、福岡のヤフオク!ドーム前にあるホークスタウン内にあります。
店舗の外観はこんな感じで、土曜日のお昼時に訪れたのですが入店待ちのお客さんが2、3組いました。
お店の前にはメニューのサンプルが多数展示されており……
チャーシューたっぷりのラーメンっぽい見た目のカレーを発見。しかし、訪れた際は提供していませんでした。残念無念。
そんなわけで10分ほどで入店。店内にはカウンター席とテーブル席があるのですが、カウンター席に案内されました。
これがメニューで……
全メニュー「博多とんこつスープベース」の表記を見つけました。
メニューをペラリ。「超目玉の3兄弟」とオススメメニューを発見したのですが……
「とんこつカツ丼カレー」以外は欠品中とのことでした。
そんなわけで超目玉の「とんこつカツ丼カレー」を注文して2、3分でカレーが到着。カレーは辛さ(ふつう・ややカラ・カラ口・激カラ・オニカラの5段階)やごはんの量(ふつう盛・大盛り・特盛・メガ盛の4段階)を好みで変更できるのですが、「ふつう盛」の辛さ「ふつう」で注文しました。
カレーは口の広い丼のような器に盛られており、iPhone 6とサイズを比べるとこんな感じ。
「とんこつカツ丼カレー」ということで、卵でとじられたカツがドドンとのっています。
というわけでさっそくパクリ。カレーは辛さを「ふつう」にしたおかげで、甘過ぎず辛過ぎずの食べやすい味わい。「とんこつスープの味わいがガツンと効いている!」というわけではなく、それほどクセが強いこともないのですが、野菜と、とんこつスープの独特の甘みがマッチしていて小さな子どもにも喜ばれそうな味です。
卵でとじられたカツを食べてみると、衣がたっぷりだしを吸っていてとてもふわふわ。お肉はとてもポリューミーで食べ応え十分。和風の甘辛いだしを吸った衣とカレーが絶妙にマッチします。
とんこつスープとカレーの相性は驚くほど抜群で、あまりにも自然にマッチしすぎていて何も言われなければとんこつスープがベースであることを忘れるレベル。しかし、たしかにふつうのカレーにはない独特の甘くて深いコクが楽しめます。ただし、カレーはスパイスの風味が豊かな本格的なものではなく、だしの効いた和風なカレーなので、本格的な味わいを楽しみたい場合は他のカレーを食べた方がベター。
カレーの下に隠れているご飯は水分多めで、「もう少し水分少なめでも良いのでは?」と思うくらいベチャっとしていました。
中をレンゲで掘ってみると、白ご飯の中からスープがジュワーっとあふれ出てきました。このスープをたっぷり吸ったせいでご飯がべちゃっとしてしまっていた模様。
ふとテーブル上を見ると、紅ショウガと高菜が置いてありました。
そこで、カレーと一緒に食べてみました。どちらも合わないことはないのですが、わざわざ一緒に食べる必要性は感じられませんでした。
「とんこつカツ丼カレー」は税込1190円とカレーにしては少し高めの値段設定に感じますが、ふつう盛でも十分ボリューミーでお腹いっぱいになれるカレーでした。
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