自動車・バイク・ボートまで何でもありの映画のチェイスシーンを集めた「The Chase」
アクション映画にはカーチェイスをはじめ、バイクやボートなどに乗っての激しいチェイスシーンが登場しますが、それらを一挙にまとめたムービー「The Chase」がYouTubeで公開されています。
The Chase - YouTube
どこまでも広がる荒野。
時にはハイウェイを走ったり……
狭い路地を駆け抜けたりします。
「ルパン三世 カリオストロの城」といったアニメ映画でもチェイスシーンが出てきます。
これは世界で初めて全面的にCGを取り入れた「トロン」のバイクレースシーン。
T-1000からバイクで逃げるジョン・コナー。
伝説の自動車泥棒のメンフィスがエンジンをかけて……
「ブォンブォン」とエンジンをふかします。
信号が……
緑に変わったらチェイスのスタート!
踏み込み過ぎて前輪が浮いてしまいました。
カーチェイスと言えば、2台が並走してぶつかり合うのがお約束。
崖の上で自動車をぶつけ合い、相手を崖に押しやろうとする場面もよく見かける気がします。
チェイスシーンは自動車だけでなくバイクもあります。
「トロン: レガシー」ではコンピューター内部にあるグリッドという世界でライトサイクルを使った命がけのゲームが行われていました。
カーチェイスでは超絶運転テクニックも魅力の1つ。「トランスポーター3」ではあり得ないスピードで……
Uターンを決めるシーンがありました。
常識破りの大ジャンプを決めるバスは「スピード」の1シーン。
映像がスローモーションになったことで、数秒間息を止めた人も多いはず。
小型ボートが別のボートの後部からつっこみ……
突き抜けるというシーン。
そして大炎上。これは「フェイス/オフ」のボートチェイスシーンです。
バイクでジャンプを決めるロック・ライダー。
「E.T.」では、ETをおうちに返すため自転車でパトカーから逃げ切りました。
バットマンはメカニカルなバットポットでジョーカーを追い詰めます。
バイクで爆走する鉄雄。
炎の中をバイクで突っ切るイーサン・ハント。
インディ・ジョーンズは父親のヘンリー・ジョーンズと爆走。
ウォーボーイが見ているのは……
巨大なバギーに乗ったイモータン・ジョーの手下たち。
そのまま見たこともない大きさの砂嵐の中へ突っ込んでいきます。
トリニティーはキー・メーカーを後ろにのせたまま大ジャンプ。
これは「ウォンテッド」のワンシーン。
フォックスはハンドルを左に切ってから……
今度は右に全開。
自動車はスピンしながら……
立っていた男性を助手席でキャッチ。神がかり的な運転技術を要するシーンです。
人がボンネットに貼り付いているのは「デス・プルーフ in グラインドハウス」のカーチェイスシーン。
自動車が片輪走行で……
トラックの間を走り抜けるドキドキのシーン。
「カーズ」のライトニング・マックィーンは壁をうまく利用。
ルパン三世はと言うと……
垂直の崖の壁を重力無視で走ります。
「メン・イン・ブラック」では自動車が突然変形。
ターボエンジン点火。
なんとそのまま天井を走っていきました。
テロリストに追いかけられるデロリアンはそのまま未来へ逃亡。
巨大なトラックがワイヤに引っかかって浮き上がり横転。
バットマンは壁を利用して……
クルンと方向転換。
時には主人公が大勢の追っ手に追いかけられることも……。
ヘリで追いかけられるのは「フォード マスタング エレノア 1967年モデルGT500E」を盗んだ「60セカンズ」のメンフィス。
「GO-BABY-GO」ボタンを……
ポチッとな。
一気に加速して追いかけてくるヘリコプターを突き放してしまいました。
カーチェイスでも危険な部類に入る逆走。
迫り来る自動車をかわしていくのは迫力満点です。
見入っていると、思わず声をあげそうになります。
「フィフス・エレメント」では、空飛ぶ自動車が走りまくる場所を上から下に向かってスイスイ。
マトリックス リローデッドでもバイクで高速道路を逆走するシーンがありました。
T-1000が運転する巨大タンクローリーのハンドルを握って、グイッと左に切るT-800。
そのままタンクローリーは横転。
ここからは巨大トラックとタンクローリーのシーン。
道をふさぐようにハンドルを切ります。
トラックの後部のみで道を封鎖。
大きなトラックが横転したり、道を遮ったりするシーンはカーチェイスシーンによく出てきます。
最後は「マッド・マックス 2」のマックス・ロカタンスキーがエンジンをかけてムービーは終了です。
なお、ムービー内で登場する映画は以下の通りです。
「ブリット」(1968年、ピーター・イェーツ監督)
「激突!」(1971年、スティーヴン・スピルバーグ監督)
「フレンチ・コネクション」(1971年、ウィリアム・フリードキン監督)
「トランザム7000」(1977年、ハル・ニーダム監督)
「ザ・ドライバー」(1978年、ウォルター・ヒル監督)
「マッドマックス」(1979年、ジョージ・ミラー監督)
「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年、宮崎駿監督)
「マッドマックス2」(1981年、マッドマックス2)
「E.T.」(1982年、スティーヴン・スピルバーグ監督)
「トロン」(1982年、スティーブン・リズバーガー監督)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年、ロバート・ゼメキス監督)
「L.A.大捜査線/狼たちの街」(1985年、ウィリアム・フリードキン監督)
「AKIRA」(1988年、大友克洋監督)
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年、スティーヴン・スピルバーグ監督)
「ターミネーター2」(1991年、ジェームズ・キャメロン監督)
「サンダーハート」(1992年、マイケル・アプテッド監督)
「トゥルーライズ」(1994年、ジェームズ・キャメロン監督)
「スピード」(1994年、ヤン・デ・ボン監督)
「トイ・ストーリー」(1995年、ジョン・ラセター監督)
「ブレーキ・ダウン」(1997年、ジョナサン・モストウ監督)
「フェイス/オフ」(1997年、ジョン・ウー監督)
「メン・イン・ブラック」(1997年、バリー・ソネンフェルド監督)
「フィフス・エレメント」(1997年、リュック・ベッソン監督)
「RONIN」(1998年、ジョン・フランケンハイマー監督)
「60セカンズ」(2000年、ドミニク・セナ監督)
「ミッション:インポッシブル2」(2000年、ジョン・ウー監督)
「ワイルド・スピード」(2001年、ロブ・コーエン監督)
「ボーン・アイデンティティー」(2002年、ダグ・リーマン監督)
「ミニミニ大作戦」(2003年、F・ゲイリー・グレイ監督)
「マトリックス リローデッド」(2003年、ラリー・ウォシャウスキー監督、アンディ・ウォシャウスキー監督)
「ボーン・スプレマシー」(2004年、ポール・グリーングラス監督)
「バットマン ビギンズ」(2005年、クリストファー・ノーラン監督)
「カーズ」(2006年、ジョン・ラセター監督、ジョー・ランフト監督)
「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年、クエンティン・タランティーノ監督)
「ダークナイト」(2008年、クリストファー・ノーラン監督)
「トランスポーター3 アンリミテッド」(2008年、リュック・ベッソン監督)
「ウォンテッド」(2008年、ティムール・ベクマンベトフ監督)
「トロン:レガシー」(2010年、ジョセフ・コシンスキー監督)
「ドライヴ」(2011年、ニコラス・ウィンディング・レフン監督)
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011年、ブラッド・バード監督)
「アウトロー」(2012年、クリストファー・マッカリー監督)
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年、ジョージ・ミラー監督)
・関連記事
記憶に残るほど印象的な映画のオープニングシーンばかりを集めたムービー「The Art of the Opening Shot」 - GIGAZINE
美麗な宇宙空間のシーンを映画から集めた「CINEMA SPACE TRIBUTE」 - GIGAZINE
SF映画の印象的なワンシーンをつなぎ合わせたムービー - GIGAZINE
映画の中の「ちゃぶ台返し」シーンをひたすら集めまくった「Cinematic Table Flips」 - GIGAZINE
アクション・サスペンス・ホラー映画などの壮絶&滑稽な死亡シーンを集めたムービー - GIGAZINE
物理法則を完全無視で一瞬たりとも目が離せない映画の名格闘シーンばかりを集めた「Movie Fight Tribute: Part 2」 - GIGAZINE
映画に出てくるサメの襲撃シーンで特にスゴイものまとめ - GIGAZINE
インド映画が誇るあまりにも非常識なアクションシーンいろいろ - GIGAZINE
・関連コンテンツ