練乳入りがくせになるベトナムコーヒーが自宅で楽しめる「ベトナムコーヒーセット」を使ってみた
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「ベトナムコーヒー」とは、ステンレスやアルミ製の組み合わせ式フィルターで抽出する濃いめのエスプレッソのようなコーヒーにコンデンスミルク(練乳)を入れて飲むコーヒーのこと。日本でもベトナム料理店で飲むことができ、カップの上に小さなフィルターが載せられた状態で提供することも多く、コクのあるコーヒーで異国情緒を味わうことができるのですが、「自宅でもゆっくりベトナムコーヒーが飲めないものか……」ということで、ベトナムコーヒーのステンレスフィルターのセットをゲットして、おいしいベトナムコーヒーをお店に行かずとも作ることができるのか、試してみました。
注文したベトナムコーヒーセットが届きました。
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さっそく開封。
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中にはステンレス製のドリッパーとベトナムコーヒー用のコーヒー豆が入っていました。コンデンスミルクは別途購入する必要があります。
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説明書などは入っていませんが、箱の側面にベトナム語と英語でコーヒーのいれ方が書かれていました。
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ドリッパーはこんな感じで4つのパーツに分解することができます。紙のフィルターは使わず、ドリッパーに空いた穴からコーヒーを抽出するという仕組み。
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コーヒー豆をチョキチョキ開封。
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一般的なコーヒー豆とは少し違う甘いバニラっぽい香り。
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内容量は100gです。
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今回はUCC上島珈琲が公開しているベトナム式コーヒーの項目に従って作って行きます。まずはフィルターの内ブタを開けておき……
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1杯分のコーヒー豆を12g~15gを計ります。中挽きのコーヒー豆であれば別のコーヒー豆を使ってもOKです。
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コーヒー豆を入れた状態で内ブタをしめます。ネジで締められるようになっており、きつく締めるほどに抽出時間が長くなり、抽出されるコーヒーが濃くなるとのこと。
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続いてベトナムコーヒーに不可欠なコンデンスミルクは、1杯あたり20g~25gほどをあらかじめカップにいれておきます。きっちり計らなくても「底が見えなくなるくらい」が目安。なお、ミルクではなくコンデンスミルクを使うのは、ベトナムで新鮮な牛乳が手に入りにくかったから、だそうです。わかりやすく透明のコップを使っていますが、普通のコーヒーカップでもOKです。また、コンデンスミルクには加糖と無糖タイプがあるのですが、ベトナムコーヒーに使われるのは加糖タイプなので要注意。
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練乳を入れたカップの上にコーヒー豆を入れたフィルターをセットします。
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コーヒーの入れ方はカンタンで、まずはお湯を少しだけ入れて、30秒ほど蒸らします。
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その後、1杯分のお湯をフィルターに入れてしまったら、フタをして抽出が終わるまで待つだけ。普通のコーヒーと違って抽出には5分~10分程度かかります。ベトナム料理店などでもコーヒー抽出中のこんな状態でフィルターごと提供されることが多く、お店の気分を自宅で味わうことができるわけです。
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コーヒーの抽出が終わったらフタを開けて……
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その上にフィルターを置けば机を汚さずに開けられます。
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底にたまったコンデンスミルクをスプーンなどでよく混ぜたら……
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ベトナムコーヒーの完成です!
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飲んでみると、ミルクと入れたコーヒーとは異なるコクがあります。練乳がたっぷり入っている割に甘さがくどくなく、お店で出てくるようなクオリティのベトナムコーヒーができています。紙のフィルターを使わないため、「コーヒーの粉が落ちまくっているのでは……」と心配していたのですが、ほとんど気にならない程度で、口の中が粉っぽくなることはありませんでした。
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なお、アイスで飲みたい場合は、ホットの手順通り作って練乳を混ぜたベトナムコーヒーを氷を入れたグラスに入れればOK。
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飲んでみると、冷やされたことでキリッとした甘みになり、ゴクゴク飲めるようになりました。暑い時期はアイスの方がおすすめ。
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手入れについては、内ブタを外して……
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ドリッパーからコーヒー豆を取り出します。
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後は裏返して水で流せばキレイになります。穴にコーヒー豆がつまることがありますが、大体は水で流すことができ、粉がつまってもつまようじで刺せばカンタンにとることができました。
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なお、今回使用したステンレス製フィルターとコーヒー豆のセットはAmazonで1680円で販売されています。
Amazon.co.jp: ベトナムコーヒー フィルター ドリッパー 箱付き コーヒーセット (CULI クリロブスタ) HIGHLANDS COFFEE ステンレスフィルター: ホーム&キッチン
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