21種類の餃子が食べ放題なチャオチャオ餃子錦糸町店で食べまくってきた

大阪・東京・愛知などを中心に北海道から沖縄まで全国に39店舗を展開している「チャオチャオ餃子」が、全21種類の餃子の食べ放題企画を4月30日(木)までの期間限定で実施しています。ならば……と最寄りの店に行こうとしたのですが、この企画をやっているのは錦糸町店のみだということなので、普段あまり立ち寄らない錦糸町まで行ってきました。

チャオチャオ餃子
http://www.gyozaya.com/chao/

餃子専門店「餃々(チャオチャオ)錦糸町店」で21種類の餃子メニュー食べ放題企画をスタート！！｜株式会社 餃子計画のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000009617.html

総武線錦糸町駅に到着。

南口に立つと正面がバスターミナルになっています。チャオチャオ餃子は道路向かいにある消費者金融の看板が2つ並んだビルの1階にあります。

店構えはこんな感じで、間口はそれほど広くなく奥行きがあります。

「食べ尽くす飲み尽くす90分」ということで実施されているのが餃子21種食べ放題1490円(税込)という企画。プラス1490円(税込)でドリンク32種が飲み放題になります。席は120分制で、注文できるのは90分間。

お店は11時から開いているのですが、食べ放題は15時から開始なので注意が必要です。

ということで、食べ放題が始まったころを見計らって店内へ。食べ放題を注文すると「チャオチャオ餃子」2皿からスタートするので、焼き上がるまでに次に何を注文するのか考えておきます。

前後して何組かのお客さんが来ましたが、1組を除いてみんな食べ放題の注文だったので、キッチン内は大変な事に。同時に最初のチャオチャオ餃子を焼くことになって、1皿目を出すのにちょっと手間取っていました。

しかし、出てくる餃子はすべて焼きたて。チャオチャオ餃子は1皿に8個乗っているミニサイズの餃子で、酢醤油タレとの相性が抜群。羽根のパリパリした食感もあって食べ飽きず、ひたすらこれだけ食べ続けてもいいのではと思えるほどでした。

餃子の味が21種類あるほか、からし味噌、酢味噌タレ、酢醤油タレ、ラー油が用意されているので「味に飽きてしまう」ということはないはず。何も気にせずに前へ突き進みます。

続いては「生姜餃子」、これはノーマルサイズで1皿3個。

人気No.2のメニューだそうで、中身はわりとオーソドックス。ノーマルな餃子が食べたいならチャオチャオ餃子かこの生姜餃子です。とにかく、ビールが欲しくなる味です。本当は次々と注文したいところなのですが、同時注文数は1人1皿まで。次の餃子が焼き上がって手元に来た時なら入れ替わりで注文する事が可能でした。

ちょっとぷりっとてかった「プリプリ海老餃子」。

種はエビのすり身で作られていて、ニンニクは入っていません。肉やニンニクなどパワーがつきそうな餃子の合間に欲しくなる軽さ。

茹でたての「水餃子」は焼き餃子よりも熱いので要注意。

皮の表面がツルツルなので、口の中にするっと入ってきます。種の生姜餃子などと同じような味で、皮の食感を楽しむメニューという感じ。

ちょっとミニサイズのものが6つ並ぶ「しそ風味の餃子」。

たれも甘辛い独自のものがついてきますが、これがまたグッド。ぱくぱく食べているせいか、しそ風味は感じませんが、ニンニク風味のきつくない、食べやすい餃子でした。

「生姜餃子」と同じような見た目ですが、これは「イベリコ豚の餃子」。

肉の味が強くなったような気がしましたが、この食べ放題の中では口の中が油まみれ＆肉まみれなので、その個性は押さえ込まれ気味でした。じっくりと1品ずつ注文して食べている時なら大きな差を感じたのかも。

目の前に皿が積み上がってきてもまだお腹にはスペースがあって、これなら21種類でもいけそう……と思っていたのですが、問題になってきたのは時間制限の方でした。餃子を食べるペース自体は1皿3個でも6個でも3分かからないぐらいで食べ終えてしまうのですが、食べ放題に挑戦中の人が複数いて同じように注文が入るため、鉄板をフル使用してもなお、オーダーが通って次の餃子が来るのに約10分。このままでは全種食べられないので、ここからイロモノに走ることにしました。

「カレー餃子」は見た目がカレー色。

種自体がカレー風味です。食べてみてもうっすらとカレー味を感じるのですが、この餃子の中ではあまり目立つ存在ではありませんでした。

マヨネーズと一緒に出てきた「鷄チーズ餃子」。

鶏肉を使った種と一緒にチーズが包まれていて、マヨネーズをつけなくても中からとろっとチーズが出てきます。これは中華というよりもイタリアンの新しい料理を食べているような感じで、かなりアリでした。

もはや餃子に見えないのが「トマトとモッツァレラチーズ餃子」。

これは餃子の上にチーズとトマトソースを載せたもので、中にチーズが入った餃子ではありませんでしたが、トマトの味で餃子を食べるのはアリだとわかった品でした。トマト＋チーズの組み合わせの前には、餃子の濃い味もかすんでしまったのかも。

そして気付けばラストオーダーになってしまったので、最後に「チョコ餃子＆バニラアイス」を注文。扇形の餃子がバニラアイスにトッピングされたようなメニューです。

メニューの名前だけを見るとゲテモノっぽく思えますが、実際には餃子の皮の中にはチョコレートだけが包まれているので、これまで食べてきた餃子とは別物です。チョコ餃子は焼いてあり、冷たいアイスとのギャップがあって、餃子のお店で食べられるデザートとしてこれ以上のものはないのではないかと思える品でした。

この食べ放題は錦糸町店のみでの実施ですが、普段からお客さんが多いお店でやった場合はオーダーが大渋滞になりそうなので、全店舗での実施にしていないのは正解なのかも。しかし、そのせいで食べ放題狙いのお客さんが錦糸町に集まり、錦糸町店が大変な事になっているような感じもあります。

なお、18時台・19時台は予約がたくさん入っているため、当日行って食べる事はかなり厳しいそう。食べ放題は4月30日までなので、どうしても食べたいという人は事前に予約しておくか、食べ放題が始まる15時を狙ってお店に行ってみて下さい。

2015/04/09 10:57追記：
予約受付は終了したとのこと。

「餃々錦糸町店限定食べ放題」予約受付終了のお知らせ
http://www.gyozaya.com/chao/news/details.php?p_id=1012