スシローの回らないすしダイニング「ツマミグイ」は自己流アレンジの寿司から握り・ローストビーフまで注文可能
大トロ・中トロ・赤身がセットになった「国産生本まぐろ3種」といったスタンダードな寿司から、生ハムやアボカドが使われた「ひとくちロール」、さらには「国産黒毛和牛ローストビーフ」といったすし屋さんからかけ離れたメニューまで注文できる、スシローが展開する回らないすしダイニングが「ツマミグイ」です。2015年1月に中目黒店がオープンしたところで、オープン割引なども行われているようだったので、実際にお店に行ってむしゃむしゃ食べてきました。
ツマミグイ|TOP|スシダイニング
http://tumami-sushiro.com/
ツマミグイ 中目黒店の住所は「東京都目黒区青葉台1丁目30−10」。中目黒駅から歩いて数分の距離にあります。
お店に到着。ガラス張りで中が見えるようになっており、おしゃれな雰囲気です。
中はこんな感じ。4人席と2人席がほとんどで、当然のことながらカウンターも回転レーンもありません。
席はこんな感じ。
それぞれの席にはタブレットが備え付けられていて、注文のほとんどはここから行う方式。
おすすめは「ひとくちロール」「おすしのアラカルト」「おすし3種盛り合わせ」など。
「前菜ツマミグイ」には、寿司屋ではなくレストランにあるようなメニューが並びます。
「こだわり農園のサラダ」
さらには「スイーツセレクション」など、寿司以外もバリエーション豊か。
ツマミグイの特徴の1つは、トッピングを選んですしをカスタマイズできること。ということで、実際に自分好みのおすしを作ってみます。まずはタブレットの「おすしアレンジ」から「サーモン」を選択。
トッピングは「北海道産生うに」「北海道産いくら」「とびこ」「アボカド」から2種類選べ、調理はそのままか「炙り」かを選べます。
今回はトッピングに「北海道産いくら」「アボカド」、調理方法は「炙り」を選択します。
その他もいろいろ選択して「いますぐ注文」をタップ。店員さんを呼ぶ必要がないのでらくらくです。
「前菜ツマミグイ」だけはタブレットではなくビュッフェで取ってくるスタイル。時間によっては指定の場所にあまり前菜が並んでいないこともあるのですが……
こんな感じでズラ~と小皿が並んでいる時も。
スペースの右端には3つの穴が空いたトレーが置いてあります。
好きな前菜をトレーに載せて席まで持っていきます。
小皿のサイズはiPhone 5と比較してこのくらい。
北海道産生うにと生湯葉(税抜300円)はトロ~っとした生湯葉と北海道産の甘みがあるウニが組み合わせてあり、てっぺんにトッピングされたわさびが全体にアクセントを加えます。
まぐろアボカドバジルマヨ(税抜300円)はマグロ×アボカドという鉄板の組み合わせに、マヨネーズとバジルソースが加えてある一品。どちらかというと洋風の、あまり食べない組み合わせですが、バジルマヨが絶妙にマグロとあっていてグッド。
北海道産甘えび長芋酒盗(税抜300円)はもちろんお酒のアテにぴったりの一品ですが、甘えびや山芋が加わることで酒盗がややまろやかになっているので、お酒がなくてもおいしく食べられます。
先ほど自分でカスタマイズした「おすしアレンジ」も到着。
炙りサーモンの上にアボカドといくらが載っているという、見た目も華やかな一品。サーモンのおすし(税抜100円)+北海道産いくら(税抜150円)+アボカド(税抜50円)で300円です。
しょうゆは各机に備え付けてあるので……
小皿に入れます。
しょうゆをつけて食べてみると、炙ることでサーモンの脂が溶け出し、まろやかなアボカド、いくらの組み合わせももちろん合います。1個300円なので回転寿司の価格を思うと安くはありませんが、自分好みのベストな組み合わせを模索してみるのもアリです。
注文したメニューがなかなか届かないな~と思っていたら、画面右上の「カートへ」ボタンのところになにやら数字がついていました。
注文したと思っていた商品が未注文のままストックされていたので、タブレットを使うときは注意。「いますぐ注文」をタップすると……
すぐにメニューが届きだしました。これは「国産生本まぐろ3種」。本来税抜850円の商品ですが、オープンしたての今だけの特別価格で税抜650円で提供されていました。
大トロは一目で脂がのっていると分かる見た目。サシがきれいに入っており、口の中に入れるとトロリと溶けていきます。
中トロは赤身と脂の加減が絶妙。大トロほどではありませんが口の中で柔らかく溶けていきます。
脂身の少ないマグロも味が濃く、おいしくいただきました。
続いて「ひとくちロール」から「おすすめロールツマミグイ」
「生ハム」は野菜やクリームチーズを巻いたおすしをさらに生ハムで巻き、スライスオニオンとコショウを載せたもの。「クリームチーズがおすしに合うのか?」と一瞬思ってしまいますが、一口サイズのおすしをバクリと口の中に入れると、生ハムの塩気がややまったりした具材とあっており、伝統的な「寿司」というジャンルからは外れている気がしますがおいしく食べられます。
「生サーモン」は生ハムではなくとびこがおすしの周囲にまぶされている一品。これもアボカドとクリームチーズが使われておりまろやかな仕上がりで、サーモンは身が小さめなのか存在をあまり感じませんでした。
「えびアボカド」は、えびとアボカドの組み合わせ自体はめずらしくないのですが、マヨネーズと共にトッピングしてあるピンクペッパーがいいアクセントになっています。
最も食べ慣れた味が「うなたま」で、ウナギやキュウリが酢飯で巻いてあり、たまごがまぶされている一品。「おすすめロールツマミグイ」に入っていたおすしはどれも一口サイズなので、ぱくぱく食べられました。
魚や肉料理も注文可能。以下は「国産黒毛和牛ローストビーフと揚げアボカド(税抜1050円)」。
お肉には甘めのソースとサクサクとしたパン粉のようなものが振りかけられています。
中がきれいなピンク色の国産黒毛和牛ローストビーフは非常に柔らかくジューシー。甘めのソースとの相性も抜群で「一体何のお店だったっけ……」と思わずにはいられない仕上がりです。
アボカドは揚げてあるため表面が少しサクッとしており、中は生のアボカドとは違ってホクホク。アボカド特有のねっとり感はあるものの、芋の食感に近くなっています。
魚のアラカルトからは「細かいパン粉で揚げた海鮮(税抜880円)」を注文。左からホタテ・ハマチ・えび・まぐろ・いかで、5種類の一口大のフライがセットになっています。
フライの定番はウスターソースですが、タルタルソースとピンクペッパー・ハーブという組み合わせや、ジュレ状のソースとネギなど、ちょっと変わったおしゃれな組み合わせになっています。
この他、通常のおすしもアラカルトとして1個100円から注文できるので、いろいろ注文してみます。
鉄火巻きは4個セットで税抜200円。
そのほかネタが上に載っているタイプのおすしは1皿にまとめて提供されました。
頭付きの「本ぼたんえび(税抜350円)」は身が分厚くむちむちで、食べ応えがありました。
「呼子剣先イカ(税抜250円)」は塩とすだちで食べるサッパリしたおすし。
「活〆しまあじ(税抜250円)」はぷりぷりの食感。
「北海道産生うに(税抜350円)」はトロッと柔らかく、ミョウバン臭さもほとんど感じません。
「国産とろ〆鯖(税抜100円)」はしっかり脂がのっていてジューシーで、100円でありながら満足感は十分です。
デザートもいろいろあったので、「本格ティラミスとバニラアイス(税抜480円)」と「季節のフルーツとバニラアイス(税抜480円)」を注文。これが季節のフルーツとバニラアイスで、現在はイチゴが使われていました。
冷たいアイスと甘酸っぱいイチゴで口の中をさっぱりさせることができます。
本格ティラミスとバニラアイスも……
バニラアイスが添えられています。
ほのかな洋酒の味とまったりしたマスカルポーネチーズ、フワフワのスポンジがいい感じ。ココアパウダーが振りかけてあり、そこまで甘くないデザートなので、これもバニラアイスと一緒に食べてもおいしいです。
なお、ツマミグイ 中目黒店は11時から23時までの営業で、平日のランチタイムはアラカルトメニューが注文できずセットメニューのみなので注意が必要。16時からのディナータイムは予約が可能なので、お店が混みやすい土日祝などは事前に予約しておけば確実です。
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