簡単にハサミ無しでヒモをカットする方法&ヒモだけで「ビール瓶グラス」を作る方法
引っ越しなどでは本や荷物をヒモで縛ることが多くなりますが、いざ、荷ほどきをしようと思った時に「ハサミがどこにあるかわからない……」といった状況は誰でも一度は思い当たる節があるはず。そんなヒモを切る道具がない緊急事態でも簡単にヒモをカットできる方法や、ヒモを使ってお気に入りのビール瓶をおしゃれなオリジナルグラスに変える方法など、3本のDIYムービーを集めてみました。
How to Cut Rope in an Emergency - YouTube
細めのよりヒモが登場。
腕力だけでちぎるのはアーノルド・シュワルツェネッガーでもない限り難しそうです。
このヒモをハサミなしでカットするには、まず切断したい位置にマーカーで印をぬりぬり。
次に印を付けた位置が真ん中に来るようにして両足で固定します。
余った部分のヒモを印に交差させて、ヒモを持った両手をひたすら上下させてゴシゴシとこすりまくります。
すると摩擦熱によってわずか数十秒でヒモをカットすることに成功。
なお、もっと太いロープで試してみると……
こちらも問題なく切ることができました。「すげえクールだろ?」と投稿者も満足げ。
ただし、一方のヒモがよれてバラバラになってしまいました。
これは手でより直せば元通りに使うことができます。
なお、切りたいヒモより細いヒモを使っても大丈夫とのこと。
ひたすらこすりまくると……
切断に成功。この方法を覚えておけば、出先などでハサミがなくてもヒモだけあれば乗り切れるというわけです。
ヒモの切り方がわかったところで、ヒモを使ってビール瓶からオリジナルグラスを作る方法は以下のムービーから見ることができます。
How to make drinking glasses, from any beer bottle! FULL HD - YouTube
用意するものは氷水・紙やすり・グラスにしたい空のビール瓶・オイル・細めのヒモです。
まずは切りたい位置に合わせてヒモを巻きます。
位置を合わせたらヒモを固く結ぶのがポイントとのこと。
ほどけないように結んだら、輪っかになったヒモをオイルにしっかりと浸します。
もう一度先ほどの位置に戻せば準備完了。
ライターでヒモに着火。
火が付いたらまんべんなく熱が入るようにくるくると回します。瓶が熱くなるとのことなので、実践する時はやけどしないよう十分に気をつけて下さい。
40秒ほど熱したら氷水をビール瓶にぶっかけます。
すると「ポトリ」とヒモを結んでいた場所から先がとれてしまいました。
できあがったところ。
このままでは切り口がガタガタの超危険グラスなので、紙やすりをかけて滑らかにすれば完成です。
なお、ヒモや炎を使わず、グラスカッターを使ったビール瓶のオリジナルグラスの作り方のムービーは以下から見ることができます。
How to make Corona beer bottles into glasses every time! NO FIRE - YouTube
まずは、ビール瓶を固定して正確かつ並行にビール瓶に切り目を付けていきます。
1周させるとこんな感じ。
続いて切り口周辺に熱湯をどばどば。
ある程度お湯をかけ終わったらすぐさま水道水で冷やします。
さらにもう1度お湯。
またまた水をかけると、瓶が独りでに切断されました。
切り口は以下のようにとてもキレイ。グラスカッターは誰でも持っているものではありませんが、もし家にあるならヒモと炎を使うよりも上質なグラスを作ることができます。
最後に紙やすりをかけるのは忘れずに。
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