取材

JR新大阪駅の改札内に「エキマルシェ新大阪」が開業予定、どんなお店がオープンするのか確かめてきました


JR西日本ではエキマルシェという名称で、駅内に商業施設を展開していますが、宝塚・大阪駅に続いて3カ所目となる「エキマルシェ新大阪」が2015年3月4日(水)にオープンします。在来線の改札内に多くのお店がオープンする予定ですが、それに先駆け大阪駅のホテルグランヴィア大阪で「エキマルシェ新大阪 全体概要発表会」が行われました。抹茶・ほうじ茶スイーツの専門店や全国の選りすぐりの駅弁を集めたお弁当屋さん、鴬ボール初の専門店なども出店するとのことで、会見に行ってどんな商品がエキマルシェ新大阪に並ぶのか見てきました。

エキマルシェ新大阪
http://www.ekimarushinosaka.com/

JR大阪駅に直結するホテルグランヴィア大阪に到着。


入り口からホテルに入ります。


会見は20階にある「名庭」で行われます。


1階のロビーにはクリスマスツリーが飾られ、クリスマスムードを盛り上げていました。


早速受付を済ませ会場へ。テレビ局なども会見に来ていました。


会場は白を基調とし、記者向けの席が用意されていかにも会見場っぽい雰囲気。


時間になると、JR西日本の駅周辺の開発を行うJR西日本デイリーサービスネットの常務取締役 駅編集事業本部長 若菜真丈氏が、エキマルシェ新大阪のコンセプトを紹介。今回エキマルシェ新大阪はJR新大阪駅の在来線の改札内にできる予定で、新幹線や快速が止まるターミナル駅で、その乗換の際に15分程度の時間で気軽に買い物ができる、関西ならではの楽しい雰囲気が溢れる商業施設を目指したとのこと。また海外からのお客さんを想定しつつも、在来線の改札内ということもあって、関西に住んでいる人が日常的に楽しめるお店を取り入れているそうです。


第1期エリアの開業は平成27年(2015年)の3月4日(水)で、遅れて第2期エリア・第3期エリアが開業し2016年に全てが完成するとのこと。


続いて、駅編集事業本部副本部長 渥美信氏が施設の概要を紹介。


駅マルシェ新大阪は3階の在来線改札内に開業し、スイーツ・フード・書籍・土産・駅弁・飲食のフロアが開業し、駅ナカ初出店のテナントやここでしか買えないものも用意されています。


グリコが運営する「ぐりこやKitchen」や、日清食品が運営する「チキラーハウス」といった企業コラボを行ったアンテナショップも開業します。


完成イメージはこんな感じ。これまでの駅構内のコンコースは古く、暗いイメージだったものを、関西らしい楽しい雰囲気を味わってもらえるよう改装したとのこと。駅改札内には購入した食べ物を食べられるフリースペースや、本屋さんもできる予定です。


次に今回の第1期のテナントの出店代表店舗の4店代表者からのあいさつ。山口果物の手塚章元氏は、同級生と始めたお店がこのテナントに関西の代表してよばれる事をうれしく思っているとのことでした。


会見が終わり、今回の出店店舗の試食が行われました。宇治園は明治2年創業の京都のお茶店で、新大阪エキマルシェでは抹茶やほうじ茶など日本らしいスイーツを専門を提供する予定。今回は販売予定の商品の中からほうじ茶生チョコレートとほうじ茶黒豆ロールケーキが用意されていました。


大阪市内の上本町にある山口果物は、フルーツポンチゼリーを用意。新大阪の店舗ではフルーツポンチゼリーやオレンジなどの各種フルーツの単一ゼリー、フルーツサンドなどを取り扱う予定とのこと。


神戸の植垣米菓子のうぐいすボールは、今回の出店のために1年間以上かけて開発した力作とのこと。


さっそく席に戻り試食の品を食べてみます。


まずは宇治園のほうじ茶生チョコレートとほうじ茶黒豆ロールケーキから。お店ではそれぞれ税抜1200円で販売予定とのことです。


ほうじ茶生チョコレートは店舗では、冷凍された状態で販売が行われ、持ち帰った先で1時間解凍を行い食べる生タイプのチョコ。生チョコならではの滑らかなクリームの食感と、ほうじ茶の香ばしい味が良く合った「和スイーツ」に仕上がっており、お土産にも良さそうです。


ほうじ茶黒豆ロールケーキは、柔らかなクリームとスポンジの食感がグッド。ほうじ茶は違和感なくロールケーキの味にはまっており、甘さが控えめで上品な味で、特に女性ウケが良さそうです。


山口果物のフルーツポンチゼリーは、今回は試作品のためフルーツは3種類ですが、オープン時は8種類のフルーツになるとのこと。販売予定価格は税込340円


ゼリーは果物の味を活かすために甘さが控えられており、しっかりフルーツの味を感じることができます。食感もプルプルでいい感じ。


果物は新鮮でジューシー。一度に何種類もの果物を一緒に食べることはそうそうありませんが、果物が8種類入り税込340円という値段で売られるのであればオトク感のある一品と言えそう。


うぐいすボールは、プレミアム鴬(うぐいす)ボール・宇治の抹茶・安曇野のわさび・安富町のゆず・丹波大豆きなこの5種類が用意されていました。


市販されているうぐいすボールよりも大きく、工場で作っているのではなく、特別な油で手揚げしているこだわりの1品とのこと。歯ごたえも通常のものよりよく、油っぽくなくサクサクとした食感で気軽につまめます。紀州の南高梅を使った朱色の鴬ボールなども新大阪で取り扱う予定があるそうです。


エキマルシェ新大阪は年中無休で、6時30分から23時までオープンしています。関西の観光の帰りにお土産を買うだけでなく、飲食店やお持ち帰り商品が充実したお店もあるので、新大阪構内を利用する時についつい寄ってしまいそうな商業施設になりそうです。

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in メモ,   取材, Posted by darkhorse_log

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