2014年12月01日 12時30分ハードウェア

スマホでカメラを調整でき自動追従モード搭載で「自撮り」に最高の小型・軽量ドローン「ZANO」

「自撮り棒」なるものが大人気になるくらい、自撮りに対する人々の熱意は並々ならぬものがあります。そんな自撮りを空中からスマートかつ簡単に実現できるのが小型・軽量の手のひらサイズドローン「ZANO」です。

ZANO - Autonomous. Intelligent. Swarming. Nano Drone. by Torquing Group Ltd — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/torquing/zano-autonomous-intelligent-swarming-nano-drone

手のりドローンZANOがどれだけ自撮りに便利な空撮マシーンなのかは以下のムービーを見ればよく分かります。

ZANO in action - YouTube

川のほとりでZANOを取り出した男性。

手のひらからZANOが飛びたちました。

笑顔でZANOを見つめる二人。

これはZANOのカメラが見る光景。男性が手元のスマートフォンでボタンを押せばZANOがシャッターを切って、空中から撮影してくれるというわけです。

撮影した写真は即座にスマートフォンで確認できます。

ビールを飲みがら談笑中に、男性がスマートフォンを触り始めました。

男性はZANOを空中に放とうとしている様子。

スマートフォンでは「タイマー」を設定。

みんな並んで記念撮影。

ZANOがあれば、誰かが犠牲になってシャッターを押す必要はありません。

「Hold Position」モードにすれば、ZANOをその場所で待機させることが可能。

ZANOを待機させておいて、ヒルクライムにチャレンジ。

ZANOは写真だけでなくHDのムービーの撮影も可能。ホバリングで待機するZANOは、こんなシーンを撮影してくれるというわけです。

撮影が完了すればスマートフォンをワンタッチするだけで……

ZANOは戻ってきます。

ソファに座る子どもがZANOを離陸させました。

そしてこのポーズ。ZANOは室内でも飛行可能。

「ねえねえどんな写真が撮れた？」と大いに楽しめます。

盛り上がる女子会でも……

ZANOがあれば簡単に撮影可能。

断崖絶壁に立つ二人。

ZANOが離陸。

相方を崖の向こう側に残して、スマートフォンでZANOの場所を調整中。

相方が崖からジャンプ！その決定的瞬間をZANOが撮影。さらに撮影した写真は即座にFacebookにアップロード可能です。

今度は二人そろって記念撮影。

撮影した写真は……

Twitterにアップロードしたようです。

モトクロスに乗る男性。グローブを装着しているのでスマートフォンの操作はやっかいです。

ZANOにはジェスチャーコントロール機能があるので、スマートフォンの細かい操作が無理な状況でも、空中でベストポジションに待機させることが可能。

おかげで、こんな決定的瞬間を簡単に撮影できます。

スマートフォンで操作する手乗りサイズのドローンZANOは、Android・iOSのいずれの端末にも対応。

スマートフォンで操縦でき、撮影風景をチェックすることも可能。また、自動追従モードもあり、一定の距離を保った状態で操縦者を追跡することもできます。

写真やビデオを切り替えたり画角を調整したりでき、変化するアングルをスマートフォンで確認しながらベストショットを撮影できるというわけです。

ZANOには500万画素のHDカメラ、障害物回避用のIRセンサー、高度制御用のソナー・高解像度気圧センサー、高感度マイク、自由に色を変えられるLEDライトが搭載されており、最高飛行速度は時速約40キロメートルで、最大15分の連続飛行が可能。さらにバッテリーが脱着式なので、予備バッテリーを用意しておけば長時間の撮影にも対応できます。

手のりサイズで自撮りにもってこいのドローンZANOは、クラウドファンディングサイトKickstarterで目標出資額を12万5000ポンド(約2300万円)に設定して出資を募集したところ、プロジェクト終了期限まで1カ月以上残した現在、すでに30万ポンド(約5600万円)以上の資金を集めることに成功しています。

ZANOプロジェクトでは、139ポンド(約2万6000円)の出資で初回限定エディションのZANO(ブラックモデル)が1台、予備バッテリー1台、12カ月の無料機能アップデート特典をゲットできます。

また189ポンド(約3万5000円)の出資では初回限定エディションのZANO(ブラックモデル)が1台、予備バッテリー1台、12カ月の無料機能アップデート特典に加えて充電ケーブル、限定品の専用ハードケースをゲット可能。

なお、専用ハードケースにはZANO専用のモバイルバッテリー「ZANOfuel」も付属しています。

ZANOプロジェクトでは4つのストレッチゴールが設定されており、すでに「360度フルパノラマ撮影機能の追加」は達成。さらに出資額75万ポンド(約1億4000万円)到達で「自動追従ビデオ撮影モード」の追加、100万ポンド(約1億9000万円)到達でZANOで撮影した写真やムービーの加工機能やSDKの配布、さらに200万ポンド(約3億7000万円)達成で複数台のZANOを相互連携させる機能の搭載が予定されています。

なお、ZANOプロジェクトへの出資期限は、日本時間の2015年1月9日12時38分までとなっています。

ZANO - Autonomous. Intelligent. Swarming. Nano Drone. by Torquing Group Ltd — Kickstarter