「iPhone 6/6 Plus」を歴代のiPhone・iPad・iPod touchと比較してみた

これまでもAppleは新型iPhoneをリリースする度に段々とディスプレイを大きくしてきましたが、2014年9月19日(金)から受け取りが始まったiPhone 6とiPhone 6 Plusは今までにないレベルの大型化を果たし、まだ受け取っていない人や買っていない人は「一体どれくらいの大きさなのだろう？」と疑問に思うはず。そこで、これまで販売されてきた歴代のiOSデバイスをiPhone 6とiPhone 6 Plusとあれこれ比べてみました。

◆iPhone 6とiPhone 6 Plus
まずはiPhone 6とiPhone 6 Plusを2台比較していきます。

背面

厚さはiPhone 6が6.9mm、iPhone 6 Plusが7.1mmなのでほぼ同じくらい。スピーカーの穴の数が6つと8つに分かれていました。

重ねてみると、iPhone 6 Plusは2回りほど大きいサイズ。

◆iPhone 6とiPhone 5s
iPhone 6とiPhone 5sのゴールドを並べてみました。大きさはiPhone 5sよりiPhone 6が頭1つ長い感じ。iPhone 6の方が鮮やかな黄色っぽい金色になっています。

iPhone 5sの厚さは7.6mmのため、iPhone 6の方がスリムであることがわかります。iPhone 6からはマイクの穴が1つにまとまっています。

なお、2つの背面をさわり比べると、iPhone 5sはツルツルしていますが、iPhone 6の方が若干ざらりとした感触で傷がつきにくい加工が施されています。

◆iPhone 5sとiPhone 6 Plus
iPhone 5sとiPhone 6 Plusのシルバーを並べました。高さ、幅ともにiPhone 6 Plusの巨大さがよくわかります。

厚さもiPhone 6よりは厚みがあるのですが、iPhone 5sに比べるとスリム。

ゴールドは触感にはっきりと違いがありましたが、シルバーは「ちょっとiPhone 6 Plusの方がざらっとしているかな……？」という程度。

4台を並べてみるとこんな感じ。iPhone 5はiPhone 5sと同じサイズなので比較は省略。

◆iPod touch(第5世代)とiPhone 6
次にiPhone 5sと同程度のサイズのiPod touch(第5世代)とも比較してみます。

厚さも6.1mmとiPhone 6と同じくらい。

意外にもiPod touchのデザインはiPhone 6やiPhone 6 Plusと多くの共通点を持っています。カメラが出っ張っているところや……

下部の端子並びもほとんど同じ。

丸みのあるフチもiPod touchが先だったようです。これまでのiPhoneになかったデザインのiPhone 6と6 Plusですが、意外にもiPod touchユーザーは違和感がなく使えるのかも。

◆iPad miniとiPhone 6とiPhone 6 Plus
ファブレット級の大きさのiPhone 6 Plusは、AppleのミニタブレットであるiPad miniとどれくらい違うのかを確かめるために並べてみます。こうやって見ると、iPhone 6 Plusはスマートフォンともタブレットとも言えそうな中間サイズであることがよくわかります。

厚さは3台とも大差はありません。

ホーム画面を表示してみると、3台とも画面の輝度はマックスにしているのですが、iPhone 6とiPhone 6 Plusは色が鮮やかに表示されています。

iPhone 6 PlusとiPad miniを並べます。iPad miniを持っている人なら、サイズ感がしっかりと伝わるはず。

◆iPhone 4とiPhone 6とiPhone 6 Plus
最後にiPhone 4と最新のiPhone2台を並べると、まるで階段のように段差ができるほどサイズが違います。

iPhone 4や4SからiPhone 5にくら替えした人は、「ディスプレイ大きい！」と感動したと思いますが、iPhone 4とiPhone 6 Plusを比べて見てみると、「こんな小さな画面でどうやって使うんだろう……」と思ってしまうほど。

◆全て比較
iPad mini・iPhone 6 Plus・iPhone 6・iPhone 5s・iPhone 5・iPod touch・iPhone 4を重ねてみました。

上から下に行くほどにソリッドがなくなって、滑らかな丸みのデザインに変化していったことがわかります。

左からiPhone 4・iPhone 5・iPhone 5c・iPhone 5s・iPhone 6・iPhone 6 Plus・iPad miniがずらーり。

裏向き

ディスプレイを比較してみます。左がRetina HDディスプレイのiPhone 6で、右がiPhone 4のディスプレイ。どちらも画面の明るさは最大ですが、明らかにiPhone 6ディスプレイは鮮やかで読みやすくなっています。