腕まくりやスーツを着る瞬間のポーズや皺をトレス可能な「男子ポーズ資料集」
漫画やイラストを描く時に参考になる、ポーズや服のシワの資料を無料で公開しているのが「男子ポーズ資料集」です。「壁に寄りかかりながらゲームをする2人」「スーツの上着を横から回りこんで着る・脱ぐ」「血管の浮き出た腕」といったテーマごとにさまざまなポーズ・角度・加工を施した写真が公開されており、トレス可能なのでイラストを描く時の参考資料として非常に使いやすくなっています。
boys pose.com | トレス可写真・男子ポーズ資料集
http://boyspose.manpakudou.com/
2021/06/16追記:
2021/06/16時点でサイトにアクセスできなくなっていることを確認しました。
トップページには各ポーズの写真がズラッと並んでいました。
「腕まくりをする・袖を上げる・ボタンを外す」というポーズをクリックしてみると……
こんなページが表示されます。
スクロールすると色んなポーズ・角度から見た腕まくりをする男性の写真を見ることができます。
通常の画像の他、ハイコントラストの画像もありました。
白黒画像もアリ。画像によってシワの見え方や質感が異なるので、デッサンだけでなく、カラーリング作業の際も参考にできるというわけです。
各画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
ページの下の方までスクロールしていくと関連するポーズが表示されるので、次は「壁に寄りかかりながらゲームをする2人」を見てみます。
左から、右ナナメ前から、上の方から、といったようにさまざまな角度から撮影された写真たち。
ハイコントラスト画像はこんな感じ。1人の男性に近寄って撮影したものもあります。
白黒画像。
体の一部だけを切り取った画像もあります。以下は血管の浮き出た腕。
手のひらを開いたり握ったりといろいろ。
コントラスト調整したものは、凹凸がやや目立ちません。
白黒。
カテゴリーは「マネキン」「体のパーツ」「動画」「座る」「立つ」の5種類があり、タグには「あぐら」「ポケットに手を入れる」「ワイシャツ」「右上」「正面」など。
「マネキン」カテゴリーに入っているのは上半身マネキンの画像のみ。
ムービーで資料を見ることも可能です。
画像一覧はこんな感じ。
「体のパーツ」カテゴリーは、現在のところ「スーツの足元・革靴のアップ」「血管の浮き出た腕」の2種類が登録されています。
動画は「地面から見た歩く足・走る足・革靴」「洗面台でヒゲを剃る」「ペットボトルの水を飲む2人」「スーツの上着を横から回りこんで着る・脱ぐ」の4種類。
YouTube上で公開されている「スーツの上着を横から回りこんで着る・脱ぐポーズ」のムービーはこんな感じ。
スーツの上着を横から回りこんで着る・脱ぐポーズ - YouTube
「座る」カテゴリーには「向かい合って机でボードゲームをする2人」「ヤンキー座り(カーゴパンツ・ポロシャツ)」「クッションを抱えながらゲームをする2人」「壁に寄りかかりながらゲームをする2人」の4種類。
「立つ」カテゴリーは最も資料が多く、「服を脱ぐ・ワイシャツを着る」「地面から見た歩く足・走る足・革靴」など、動画カテゴリーにもあったものや、「後ろ姿で立つ2人・トイレで用を足すポーズ」「ポケットに手を入れて立つ2人(ワイシャツ・ネクタイ)」といった画像資料がありました。
ウェブサイトを製作したのは漫博堂。男子ポーズ資料集はまだ製作中ですが、月に1回の撮影会を目標にしており、予算の許す限りリクエストに応えた写真を撮影するとのこと。以下のページからポーズのリクエストを送ることも可能になっています。
ポーズのリクエストはこちらから | boys pose.com
http://boyspose.manpakudou.com/pose-request/
なお、サイト上の画像は商用利用・個人利用問わず無料で自由に使うことが可能ですが、写真をそのままウェブサイトや作品に使ったり、写真を利用した素材集などの製品を販売することは禁止されています。
・関連記事
イラストを狙った通りの印象に仕上げるポイントを300枚以上の作例を使い解説した「同人誌やイラストを短時間で美しく彩る配色アイデア100」 - GIGAZINE
センスではなく具体的に解説する「同人誌やイラストの美しいデザイン100」 - GIGAZINE
Photoshopで30分かかっていた作業がわずか1分でできるようになる「神速Photoshop [Webデザイン編]」 - GIGAZINE
Photoshopで40分かかっていた作業が5分でできる「神速Photoshop」 - GIGAZINE
AdobeがCreative Suite 2など12タイトルの無料ダウンロードを可能に - GIGAZINE
デザインで絶対に「黒」を使ってはいけない理由とは? - GIGAZINE
ウェブデザインコンプレックスは克服できるか - GIGAZINE
・関連コンテンツ