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Beats MusicのCCOを務めるナイン・インチ・ネイルズのフロントマンとは?

By Nine Inch Nails

トレント・レズナー氏はロックバンドナイン・インチ・ネイルズ(NIN)の中心人物でありながら、Beats MusicのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)として音楽ストリーミングサービスにも携わっています。Appleの買収に伴ってBeatsの共同創設者2人がAppleに移籍となっていますが、レズナー氏の今後やBeats Music誕生の経緯などが明かされています。

Trent Reznor Not Leaving Beats Music, Contrary to Reports | Music News | Rolling Stone
http://www.rollingstone.com/music/news/trent-reznor-not-leaving-beats-music-contrary-to-reports-20140602


Trent Reznor still working at Beats, though his role at Apple is unclear | The Verge
http://www.theverge.com/2014/6/2/5772284/trent-reznor-still-working-at-beats-though-his-role-at-apple-is

AppleはBeats ElectronicsとBeats Musicの2社を30億ドル(約3055億円)で買収したことを発表しました。Beatsの買収に伴って、NINのフロントマンでありBeats MusicのCCOトレント・レズナー氏が、Beats Musicから離れたのではないか?と言われていましたが、BeatsのスポークスマンはRolling Stoneに対して「うわさは全て間違っています」とコメントしており、さらにレズナー氏自ら、「Beats MusicのCCOとしてAppleとの未来を見るのが楽しみだ」とつぶやいています。


Beats Musicはレズナー氏が立ち上げた「数学を用いてリスナーに音楽を届ける」というコンセプトの音楽ストリーミングサービスが元となっていますが、キュレーション技術が足りていないと感じていた時に、10代からの友人であるBeatsの共同創設者であるJimmy Iovine氏に声をかけられました。Beatsのオフィスに招かれたレズナー氏は、Beatsの技術やハードウェアリソースによって問題を解決できることを理解して、2013年にBeatsとパートナーシップ契約を結び、現在のBeats Musicが誕生しました。


なお、Beats MusicのCCOとなったレズナー氏は、バンド活動とともにBeats Musicの音楽キュレーションのアルゴリズムの向上に携わっているとのこと。買収後、Beatsの共同創設者であるJimmy Iovine氏およびDr. Dre氏がAppleに移籍となっていますが、レズナー氏の名前は出ておらず、Appleでの役割はないのではないか?とも言われています。BeatsやBeats MusicのブランドはAppleのサービスと並行して存続するわけですが、今後レズナー氏がどういった役割でBeats Musicに携わっていくのかが気になるところです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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