1杯で3つの味が楽しめるなか卯の「牛すきまぶし」を食べてみた
ひつまぶしとは名古屋発祥のうなぎに薬味やだしをかけて食べる料理ですが、なか卯が牛すき丼に薬味やだしをかけて食べる「牛すきまぶし」を5月21日(水)から発売しました。かつてすき家が「牛まぶし」を出していたことがあるものの牛丼チェーン店としては珍しいメニューで、北海道産の山わさびを使うなど随所にこだわりが感じられたので、さっそくお店に行って食べてきました。
牛すき丼と和風だしのコラボ1杯で3度おいしいなか卯の「牛すきまぶし」新発売
http://www.nakau.co.jp/news/cgi-bin/news.cgi?news=0000000082
なか卯に到着。店頭でプッシュしているのは牛すきまぶしよりも同日発売の山わさびそばのようです。
店内には牛すきまぶしのポスターが貼ってありました。
食券機の注文画面で牛すきまぶしのおいしい食べ方が紹介されていました。今回は並を注文。
食券を渡し、待つこと2~3分で、牛すきまぶし(並・税込490円)が到着。牛すき丼とゆず・青ねぎ・山わさび・あられの4種の薬味・だしがセットで提供されます。
食べ方としては、まずは普通に「牛すき丼」として食べ、続いて薬味をかけ、その後にだしをかけることで、味を3回楽しむことができるようになっています。
牛すき丼は吉野屋や松屋とは一味違う作りで、タレが甘く、エリンギの旨味や長ねぎの甘味がある牛丼といった印象。なか卯では牛すき丼はそこまで提供数が多くないせいか、牛肉は良く煮込まれて味がかなり染みこんでいました。三つ葉と一緒に食べると少しさっぱりします。
牛すき丼を一通り食べたら、小さなお椀に牛すき丼を移し、薬味をかけます。
薬味は全てかけず、最後にだしをかけて食べる時のために、少し残しておきます。
完成。ちょっとあられを載せすぎたかもしれません。
牛すき丼に、山わさび・ゆず・青ネギを足すことで、辛味や香りが加わり一味違った味に。あられが加わることでカリカリとした食感や香ばしさも加わり、味に様々な変化が楽しめます。特筆すべきは山わさびで、ねりわさびのようなイヤな辛味がなく、その場ですり下ろす本わさびに近いクオリティに感じられました。
さらにだしをかけてみます。
だしは、ほんのり茶色で、かつおやこんぶのような味が感じられました。
だしをかけ牛まぶしを食べてみると、薬味の香り・辛味・食感だけでなく、だしの旨味が加わり味の変化を楽しめます。わさびをだし汁に溶かすと、適度に辛味がだしに広がりいい感じ。
出汁には旨味だけでなく、塩気もあるのであまり入れすぎると味が濃くなってしまうので注意が必要です。
牛すきまぶしはそれぞれ税込みでミニ440円・並490円・大盛590円で牛すき丼よりも140円高い価格設定。材料費を考えると少し高く感じられますが、売っている場所が少なく、家で作ると手間がかかる料理なので興味がある人は食べても損はなさそうです。
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