お米っぽいのにお米じゃない「ライス・フリー」のカレー・中華あんかけ・麻婆春雨を食べてみました
「4種の根菜の欧風カレー」「野菜を味わう中華あんかけ」「根菜仕立ての麻婆春雨」という3種類のメニューが用意されている大塚食品のレトルト食品「ライス・フリー」シリーズには、お米が使われていないのにご飯っぽい「マンナン雑穀」が使われています。1人前あたりで200g・200kcal以下に抑えられ、主食とおかずの2品が1プレートに載って一度に加熱できるようになっているとのことなので、実際にチンして食べてみました。
(PDFファイル)『ライス・フリー』シリーズ3種類を新発売~2014年4月8日(火) ローソンにて先行販売開始~ - 20140407.pdf
http://www.otsukafoods.co.jp/news/pdf/20140407.pdf
これが3種類の「ライス・フリー」。左から「4種の根菜の欧風カレー」「野菜を味わう中華あんかけ」「根菜仕立ての麻婆春雨」です。
まずは「4種の根菜の欧風カレー」から試食。
カロリーは1人前で195kcalです。
裏向けてみると、カレーとマンナン雑穀は別の容器に分けられていました。
横から見るとこんな感じ。
大きさはiPhone 5よりも大きいくらい。腹ぺこの成人男性だと少し物足りなさそうなサイズです。
原材料はかぼちゃ・にんじん・じゃがいも・れんこん・ごぼうといった野菜や、エキス(ポーク、チキン)、フルーツチャツネなど。お米ではなくでんぷんや食物繊維からなる「米粒状加工食品」が使われており、もちきび、もちあわ、大豆なども入っています。
温める際はご飯側とカレー側のフタ2カ所を点線まではがし……
500Wで2分、700Wで1分20秒、1500Wで35秒、1700Wで30秒、電子レンジで加熱します。
これが加熱後のライス・フリー。
マンナン雑穀には、ごまや大豆などが混ざっています。
一見普通のお米ですが、よく見てみるとちょっと違うような……。
普通にお米を炊いたごはんの姿がこちら。マンナン雑穀との形の違いが感じられます。
まずはマンナン雑穀だけで食べてみます。口に入れて少しかんだ瞬間に「このお米、なにかが違う……」と思うのですが、知らずに食べると何がどう違うのかはハッキリと言えない程度の違和感。しかし大豆のポリポリした歯ごたえとゴマのプチプチ感がすぐにやってくるので、食べ続けると違和感は消え、普通の雑穀ご飯と同じような感じで食べることが可能。少し塩気があり、ご飯自体に味付けがされていたので「白ご飯」とは別ものです。
カレーと一緒に食べるとさらに違和感が消え、もりもり食べられます。
れんこんやにんじんなどが入った根菜カレーは甘口から中辛といったところで、辛いものが苦手な人でも大丈夫。
「野菜を味わう中華あんかけ」はカレーよりローカロリーな179kcal。
原材料には野菜や豚肉、砂糖、食塩、チキンブイヨンなど。そしてもちろん主食部分には米粒状加工食品と雑穀をあわせた「マンナン雑穀」が使われています。
カレーと同様に両端のフタを開けて500Wで2分加熱。
あっという間に完成。
中華あんかけもご飯部分もホカホカです。
チンするとご飯部分はかなりの水気を帯び、スプーンですくうと粘液のような糸を引きました。
中華あんかけは白菜やきくらげなど具だくさん。
これもご飯部分と中華あんかけを食べると、普通の中華丼のようにモリモリ食べられます。
チラッとですが豚肉のかけらも顔をのぞかせていました。
「根菜仕立ての麻婆春雨」は193kcal。
にんじん・たけのこ・ごぼう・くわいなどの根菜やトウバンジャン、豚脂、緑豆春雨などが使用されています。
上記2品と同様にレンジでチンして……
完成。
根菜仕立ての麻婆春雨はこんな感じ。
根菜4種はカットされているので見分けがつきません。
ご飯部分と一緒に食べると、上記2つの商品とは違ってかなりスパイシー。しっかりした味付けのためマンナン雑穀の違和感もなく、根菜のシャキシャキとした食感と雑穀の歯ごたえがあり、見た目の量以上の食べ応えがありました。
「白米が好きでたまらない」という人であれば少し違和感を覚えるかもしれませんが、200kcal以内に抑えられているのにカップスープなどよりは満足感があるので、遅い時間の夕食やカロリーが気になる人の食事としてよさそうです。
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