空高く舞い上がった2つの気球の間に張られた1本のロープを綱渡りするムービー
険しい山々を登ったり、綱渡りをしたり、崖からジャンプしたりと、一般人にはマネできそうもない危険なスタントを複数組み合わせて新しい体験を披露してくれるSkylinersが、気球での飛行体験を提供してくれるKON-TIKIの協力のもと、雲の上を飛行する2つの気球の間に張られたロープを綱渡りし、失敗した際にはそのままスカイダイビングの要領で落下、というとんでもスタントにチャレンジしその様子をVimeoにて公開しています。
The Balloon Highline. on Vimeo
http://vimeo.com/86019637
ムービーは気球の組み立てを行うところからスタート。
バーナーを噴射させて機材の調子を確認。
画面には「家庭ではマネしないでください」の注意書き。絶対にマネできそうにありませんがマネしないように気をつけましょう。
徐々に準備が進み、気球の中に暖めた空気が入れられます。
準備中には綱渡りのイメージトレーニングを行うスタントマンの姿も。
気球内はこんな感じ。
そして2つの気球が膨らみ、今にも飛び上がりそうな状態に。
どうやらピエロも空での綱渡りにチャレンジするようです。
気球と気球をつなぐロープの長さは16メートルとのこと。
ロープを張り、強度の最終チェックを行う男性。
トントン拍子で準備は進み、ついに気球はテイクオフ。
気球のゴンドラの中は操縦士や綱渡りを行うスタントマン、その様子をカメラに収めるカメラマンなどでごった返し状態。
ゴンドラには乗らず、トンデモナイ位置に宙ぶらりんな人もいます。
そして雲よりも高い位置まで飛んできたら気球の間にロープを張り、ついに綱渡りチャレンジのスタートです。
まずチャレンジするのは白色の服を着たスタントマン。
気球と気球の間に張られた1本のロープの上をゆっくりと歩きます。なお、綱渡りにチャレンジするスタントマンたちは命綱の代わりにパラシュートを背負ってこの無謀な挑戦を行うようです。
しかし、さすがのプロのスタントマンにもこのチャレンジは相当難しいものらしく、バランスを崩してしまい……
あわや落下、というところでロープにつかまり危機一髪。
他のアングルから見るとこんな感じ。
綱渡りの様子をさまざまな角度から収めるために、カメラマンの1人は気球に張られたロープを使ってものすごい位置から撮影を行っています。
そんなこんなで白色スタントマンは「僕にはできないよ」と弱音を吐き、チャレンジは失敗。
続いて他のスタントマンが綱渡りにチャレンジします。
今度のチャレンジャーは頭にカメラを付けており、彼の位置からどんな光景が広がっているのか見ることができます。
ロープにしがみついて移動中。
真下には白い雲と緑の大地が広がります。こんな光景を見せられたら確実に動けなくなってしまいそうですが、スタントマンはむしろ興奮しながら綱渡りにチャレンジしようとします。
ロープにまたがり……
その上に立ちます。
そしてゆっくりとロープの上を歩きます。
ゴールの気球から見るとこんな感じ。先ほど綱渡りに失敗した白色スタントマンがチャレンジ中のスタントマンを見守ります。
さらに別角度から。まるで雲の上を歩く仙人か何かのよう。
しかし2人目のチャレンジャーも突如バランスを崩し……
落下。
すぐに小さな点になり……
はるか彼方へ消えてしまいました。
落下中のスタントマンの映像はこんな感じ。
落下した瞬間はグルングルンと天地が入れ替わり回転しながら落ちていくのが分かります。しかし、スタントマンはスカイダイビングにも慣れっこなのか、落ちていくことすら楽しんでいるようです。
落下していく仲間を気球のゴンドラから見つめて笑い声を上げるスタントマンたち。まだ綱渡りにチャレンジしていないスタントマンたちも興奮状態に陥っている様子。
3番目に綱渡りに挑戦するのは、最初にチャレンジした白色スタントマン。
綱渡りは素足で行っているようです。
今度はなぜか白色の傘を持って綱渡りに挑戦。傘なんて持っていたら風にあおられて一発で落ちてしまいそうですが、果たして……。
少しずつ歩みを進めるスタントマン。
慎重に慎重に足を動かします。
さらに別アングルから。
白い雲の上に白色スタントマンが舞い降りたかのようにも見えます。
いい感じに綱を渡っていたのですが、途中で大きくバランスを崩し……
またもや落下。
白い傘を持っているのでまるで傘で飛んでいるかのように落ちていきます。
この瞬間はパシャリと写真に収められ、SkylinersのFacebook上で公開されています。
もちろん飛んでいるように見えるだけで、現実には傘は即裏返り、スタントマンは急降下していくのでした。
そしてあっという間に見えなくなってしまいます。
この日のチャレンジでは誰も気球の間に張られたロープを渡りきることができなかったようです。
しかし、「数日後、我々はもう1度挑戦する」と画面にはリベンジを誓うメッセージが表示されてムービーは終わります。
なお、この気球間を綱渡りする試みはABC Newsにもピックアップされており、以下のムービーを見ると綱渡りだけが目的ではなく、「綱渡りからスカイダイビングまで」の一連の体験を楽しむためにこのチャレンジが行われていたことが分かります。
ABC US News | ABC Business News
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