どんな手袋でも塗るだけでスマホやタブレットの画面操作を可能にする「NANOTIPS」
スマートフォンやタブレットなどのタッチスクリーンを操作可能な手袋はすでにいくつか販売されていますが、色や模様が限定されてしまうため、タッチ機能がなくてもお気に入りの手袋を使っている人は多いかもしれません。そんなお気に入りの手袋でも、マニキュアのように塗るだけでスマートフォンをタッチして操作できるようにしてくれるのが「NANOTIPS」です。
NANOTIPS: Touchscreen solution for ALL gloves. by Tony Yu — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/474489652/nanotips-touchscreen-solution-for-all-gloves
「NANOTIPS」でどのようにデバイスのタッチ操作を可能にするのかは以下のムービーから見ることができます。
雪が積もる屋外でカバンからタブレットを取り出す男性。
レザーの手袋をはめていますが、すいすいとタブレットをスワイプしています。どうやら、使っているのは普通の手袋ではない様子……。
設計図や工具を使って仕事をしている男性に電話がかかってきました。
こちらの男性も作業用のグローブを着けたままスマートフォンを操作して通話ができています。
バイクで走っている男性。
途中で道を確認するために停車してスマートフォンを操作しますが……
この男性が使っているのは何の変哲もないグローブなので、うまく操作できない様子。
仕方なくグローブを外しますが……
地面に落下してしまいました。通常のグローブや手袋ではスマートフォンを操作するには面倒な場合が多々ある、というわけです。
そんな手袋の悩みを解決できるするために開発された「NANOTIPS」
フタを開けるとハケがついており、マニキュアのような構造。
紙に垂らしてみると粘り気のある真っ黒なインクのようです。
どんな手袋でもスマートフォンを操作できるようにするためには、手袋の人差し指など、スマートフォンやタブレットを操作する場所に塗りつけるだけ。先ほどグローブを着用したままスマートフォンやタブレットを操作していたのは、これのおかげだったというわけです。
一度塗って乾いたら、多少の水や汚れで落ちてしまうことはないとのこと。
水の中にNANOTIPSを塗った手袋をつけたり、NANOTIPSを塗ったスノーボードのグローブで実際に雪が付着した板の取り外しを行ったり……
工具などを扱う作業用グローブにNANOTIPSを塗っていても、効果は消えることなくスマートフォンを操作できています。
以下はNANOTIPSのブルー。
ブルーは目立たない色なので布製のものや柄が入ったものなど、どんなカラーの手袋でも塗ることが可能。
以下はNANOTIPSのブラック。
黒い手袋や、材質がレザーのグローブに適しています。
また、ボールペンなどにNANOTIPSのブラックを塗りつければ……
スタイラスペンとしても使用可能です。
なお、Kickstarterのプロジェクトに16ドル(約1600円)の出資を行うとNANOTIPSのブルーを1本ゲットでき、18ドル(約1850円)の出資でNANOTIPSのブラックを1本ゲット可能です。送料はどの国でも無料となっており、出資の締切は日本時間で2014年2月26日(水)の午前4時10分までとなっています。
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