「コロ」でうまみのある脂たっぷりの「クジラ年越しそば」を作ってみました
「コロ」というのはクジラ肉の中でも脂身が多い腹部の皮を熱し、油を取り出した残りを乾燥させたもの。年越しそばに入れるとウマウマそうなので、実際に作ってみることにしました。
そばは普通にスーパーで調達して安くしておいて、残りの予算をクジラに突っ込むという戦略
「鯨しゃぶしゃぶ」として売っていたニタリ鯨
そしてこれが「コロ」
クジラと言えば水菜ということでちゃんと用意。はりはり鍋はクジラ&水菜による組み合わせが相性抜群なのでそれにならった感じです。
コロを取り出します。なんだかナスビかウリのような感じの見た目ですが、脂身です。
これを一口大に切ります
カツオダシなどと合わせると味がケンカするので、昆布ベースのだし汁へ投入。
少しずつダシを吸って大きくなってきました、あともうちょっと。
さらにしゃぶしゃぶ風にしてこれもそばの上にのせます
おわんのなかにそばを入れ、クジラと水菜をのせ、ダシをかけます
完成
では、いただきます
想像していたよりも絶妙なマッチング具合で、クジラのあの独特の味・香りがそばとよく合います。よくよく考えると、「コロッケそば」や「天ぷらそば」というようにして、そばは揚げ物とよく合うわけなので、なおかつ揚げ物の「衣」の部分がダシを吸収し、じゅわっと味を広げてくれるジューシーさ、衣の持つ油との適度な兼ね合いがあのうまみのもとになっているわけです。
なので、同じく脂のカタマリとも言えるコロがダシを吸収すれば、合わないはずがない!というぐらいのレベル。天ぷらそばで衣の方が中のエビよりも好き、という人であればオススメです。
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