「いくらとかにのクリーミードリア」などデニーズ冬の新メニュー全10品を食べまくってきました

どの外食チェーンも続々と冬向けのメニューを投入していますが、デニーズも12月3日(火)からカロリーを控え、健康的な食材を使った「美健シリーズ」の新作・冬らしい蟹を使ったメニュー・林檎を使ったデザートなどを販売します。幅広いレパートリーの新メニューが気になったので、さっそくお店に行って食べてきました。

(PDFファイル)人気の『美健シリーズ』に、冬ならではの「鍋」が登場!蟹を使ったアツアツメニューやりんごのデザートも!デニー冬の新メニュー
http://www.dennys.jp/dny/pdf/131122.pdf

デニーズに到着。

今回は冬の新作の美健シリーズのメニューなどを頼んでみることにします。

待つこと10分ほどで新メニューが到着。「赤の美健ドリアサーモンバーグとごろごろ野菜(税込890円)」・「美健鍋～韓国プゴク仕立て(税込980円)」・「かにのトマトクリームソース(税込990円)」・「海老とかにのラザニア～アメリケーヌソース(税込950円)」・「いくらとかにのクリーミードリア(税込890円)」が到着。

「赤の美健ドリアサーモンバーグとごろごろ野菜」は、セミドライトマトの入ったサーモンのハンバーグをドリアに載っけたもので、付け合わせの野菜もたっぷり。

トマトソースの赤が食欲をそそり、チーズのとろけ具合もいい感じ。

野菜もブロッコリー・レンコン・かぼちゃ・さつまいも・にんじんとたっぷり

ドリアの上にはサーモンのハンバーグがどどんと2つ。

サーモンバーグの断面は、サーモンらしくピンク色かと思いきやチーズの黄色が強め。

サーモンの旨味だけでなく、ドライトマトの旨味やチーズのコクがプラスされた複雑な味。ドリアのライスと一緒に食べるのもあり。

ドリアはチーズとトマトのイタリアンテイストな味。健康に気を使ったシリーズのせいか、塩分も控えめなように感じられました。

ワンプレートでライスとたくさんの種類の野菜が取れるのが嬉しいところ。

「美健鍋～韓国プゴク仕立て」は干したスケトウダラを煮込んだ韓国料理・プゴクに野菜や豆腐がたっぷり入った健康的な1品。

大きなタラの身

ズッキーニ・きのこ・パプリカ

豆腐やわかめなども入っています。

タラの身は干されているからかうまみが凝縮されているように感じます。一方で、スープはクセのない味。

パプリカ・ズッキーニといった野菜も、スープの味に良く合っています。

豆腐も相性が良く、湯豆腐のような感覚で食べられます。

「かにのトマトクリームソース」は冬が旬のかにを使った魚介風味のクリームパスタ。

パスタの中央にかにのほぐし身が載っています。

パスタはやや太めの「リングイネ」を使い、トマトとクリームの他に、隠し味としてアンチョビが入っているとのこと。

ブロッコリーも5個載っていました。

かには缶詰のほぐし身のような味で、かにの旨味が詰まっています。胡椒との相性もグッド。

太めのリングイネにはクリームが良く絡みます。トマトソースからは貝類のような旨味を感じました。

ブロッコリーもパスタの味を邪魔せず、悪くはない組み合わせ。

「海老とかにのラザニア～アメリケーヌソース」は緑の野菜がたっぷり載ったラザニア。

中央に紅ずわい蟹のほぐし身と海老

ブロッコリーやほうれんそうも載っています。

ラザニアの中にはオレンジ色のアメリケーヌソースが挟まれています。

アメリケーヌソースは海老の味が強烈ではないので、かにと一緒に食べてもお互いの味を殺し合わず、引き立てあっています。ラザニアもモチモチした食感が心地よく、ソースとも良く合っていました。

海老も小さいながらプリプリとした食感がグッド。ホウレンソウもバターや乳製品が使われたラザニアの味に良く合っています。

「いくらとかにのクリーミードリア」はあんかけがかかり、紅ずわい蟹と北海道産のいくらを添え、穀物や豆が10種類入った和風のドリア。

中央にはいくらが盛られており、いくらの下には紅ずわい蟹も確認できます。

鶏やほたての出汁で取ったあんかけもかかっています。

豆や柚子も載り、かなりの材料が使われたドリア。

紅ずわい蟹・いくら・チーズ・ほたてや鶏など様々な食材が使われていながら、しっかりとまとまりのある味に仕上がっており、特に柚子の香りと味が和を感じさせる作り。

意外に水菜もチーズとの相性が良く、今までにないタイプのクリーミードリアに仕上がっています。

もちろんかにとクリームソースとの相性は抜群。ドリア自体の量はそこまで多くはないので、少量で美味しいものが食べたい人にオススメ。

続いてはデザート。テーマが林檎で、いずれのデザートにも使われています。

「キャラメル林檎のミルフィーユ(税込580円)」はパイ生地を使用し、りんごのキャラメル煮・クリーム・バニラアイスなどが使われたミルフィーユ。

バニラアイス

りんごのキャラメル煮やりんごのクリームも確認できます。

ビスケットのように見えますが、丸いパイ生地も添えられていました。

バニラアイスはややこってりした味で、ミルクの風味がしっかり感じられる作り。

林檎のキャラメル煮はりんごの酸味が活かされた作りになっており、ほんのり苦く甘さ控えめな味付けです

パイ生地もサクサクとした食感がグッド。りんごのキャラメル煮と食べても相性抜群です。

「林檎のクレープ～りんごバターソース(税込480円)」は大きなりんごのキャラメル煮が3切れ載っています。

すり下ろしたりんごのソースもかかっていました。

キャラメルナッツアイス・バニラアイス・クリームの下に……

クレープの生地が確認できます。

ソースにバターが使われながら、すり下ろしたりんごも使われているので、りんごのフレッシュな酸味のおかげで味がこってりし過ぎず、バランスが取れた味。とはいえクリームが多く使われているので、最後のほうはコッテリしてしまうかもしれません。

りんごのキャラメル煮は酸味がほどよく、バターのソースと合っています。今回のデザートは使われる原料がどれもかなり似通ってしまっているので、りんごと相性がいいシナモンやさつまいもを使うなどして、もう少し工夫が欲しいところでした。

「青森県産ふじ林檎のミルクプリンサンデー(税込650円)」はフレッシュなりんごとキャラメル煮にしたりんごが楽しめ、端にミルクプリンもトッピングされたボリューム満点のサンデー。

少し傾けるとバランスが崩れそうなほどトッピングがされており、色鮮やか。

コーンフレークやアイスなどが層を成しています。

りんごの酸味がクリームなどと合っており、あっさり食べることができます。

コーンフレークは、サクサクとした食感が楽しめるうちに食べるのがオススメ。

ミルクプリンは甘さはさほど強くなく、柔らかい食感。バナナなども入り、カロリーが今回のデザートで最も高い512kcalになっているので、食後に食べるにはかなりお腹に余裕を持たせておかないと厳しそう。

「林檎・りんごのミニパルフェ(税込450円)」はミルクプリンが載っている以外はほぼ「青森県産ふじ林檎のミルクプリンサンデー」と同じ作り。

カロリーは342kcalで、食後に食べるには林檎・りんごのミニパルフェの方が良さそうです。

「青森県産ふじ林檎フレッシュ(税込450円)」は青森産ふじ林檎を1/2個使い、注文を受けてから作るフレッシュジュース。

りんごの皮も入っています。

りんごの酸味と甘味が心地よいジュースで、100％ストレートジュースのようなしっかりしたりんごの味はしないものの、フレッシュな絞りたての味で、食前・食後どちらに飲んでも良さそう。

いずれも期間限定での販売。健康を意識したメニューや旬の素材を使ったメニューまで幅広く楽しめる作りになっています。